Yさん(30代後半)は先日、新幹線を乗り継いではるばる遠方から御相談に来られました。
暑い中、往復8時間の行程。
Yさんの必至の想いが伝わってきます。
結婚されて2年。
「早く赤ちゃんを授かりたい」との願いも、病院を受診するたびに「これでは…」と悲観的な資料を見せられ、とうとう漢方薬にすがる思いで来られました。
お話をうかがうと、2年前(結婚されて間もなく)激痛に襲われ「子宮内膜症」の診断を受け、手術を受けられました。
早く赤ちゃんを授かりたいと、有名な都内のクリニックを受診。
ホルモン調整しながら2度採卵を試みましたが卵がうまく育たず、FSHも60~120と上昇しE2の値が低いことから、「卵巣機能が著しく低下し回復は望めない」と診断を下されてしまいました。
「ホルモン治療でFSHは下げることはできても卵巣機能は回復しない」といわれ「早発閉経」といわれました。
6つの医療機関を回りました。
気になるAMHは3.6と低い数値で卵胞数も減っています。
Yさんも「早発閉経です」と言われてもまだ30代ですから、割り切れない思いでしょう。
このまま閉経しては若年寄りになってしまいます。
できるものならもう一度「性周期」をリセットしたいものです。Yさんの場合は両側の卵巣を手術などで侵襲していますので、機能低下もいたしかたないと思いますが、まだ、卵巣には受精可能な卵があると思われますので、漢方薬で頑張ることにしました。
【補腎・疏肝・寧心・安神】を基本にお薬を組み立てました。
E2が上昇しFSHが下降し卵が育ってくることをイメージし毎日せっせと煎じ薬を服用してもらう事にしました。
1年の長丁場ですが頑張ってもら得るようにサポートしていこうと思っています。
Yさん頑張りましょうね。
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