【JRA・・・2日に大阪杯が行われ、2番人気のジャックドール(5牡)withユタカが絶妙なペースで逃げ切り勝ちをした。(*^^)v祝
若い頃は史上最年少記録を作りまくった武豊騎手が、今回は何と史上最年長GI制覇(54歳19日)を達成した(これまでの記録は岡部幸雄元騎手が持つ53歳11ヶ月27日)。<何か昔、「岡部さんの様々な最年長記録を破るまで騎手を続けたい」と言っていたような気がする。^^;さすがに、大井の的場さま(66歳現役)の最年長記録を破るとは言わないかな?JRAを引退しても地方で続けたいとか言ったりして。^^;>
正直、大阪杯がGIと言われても、まだピンと来ない感じなのだけど。<ホープフルSとかもね。>2着には昨年の3牝2冠馬・1番人気のスターズオンアース(4牝)が。12kg増えていて、33秒台の差し脚が出せなかった分、負けたかな。で、前方にいた10番人気のダノンザキッド(5牡)が3着に粘り残ったので、このレ-スの馬券はドカ~ンだった。(>_<)】
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統一地方選が始まって、大阪の府知事選、市長選、府市議会選の行方が気になっている。(@@)
あまり他の道府県の選挙にはクチを出さない方がいいかな、とは思うのだけど。<それぞれの自治体特有の事情とかもあるし。>
大阪府や大阪市は人口も多く、政治経済面にも国政に影響を与えるところがあるし。25年開催予定の大阪万博や計画中のIRカジノ構想などは国も関与していることから、ちょっとクチを出すのもありかなと。
何より、正直なところ、mewはアンチ維新なので、そろそろ大阪での維新勢力を封じ込めたいという思いがあるのだ。(・・)
思えば、タレント弁護士だった橋下徹氏が、08年に突然、大阪府知事選に出馬して当選。10年に自民党府議だった松井一郎氏が協力して大阪維新の会を立ち上げ、地方選で躍進して基盤を作ったのだが。<この時、松井氏自身も含め自民党大阪府連の地方議員を引き連れて行ったので、それ以来、大阪では自民党とは敵対している。>
そこから維新が妙なパフォーマンスに走ったのだ。(・o・)
11年に橋下知事が大阪都構想などの政策実現するために、自分は大阪市長になると言い出して任期を3ヶ月余り残して辞職。そもそも知事が市長選に出ること自体、前代未聞のことなのだけど。府知事選に、自分の後継者として松井一郎氏を出馬させてダブル選を行ない、両者が当選することに。
15年に橋下徹氏が任期満了で市長を退任し、政界を引退したのだが。今度は、その後釜に吉村洋文氏を立てて当選。でも、吉村氏は1期めの途中で辞任して、19年に府知事選に進出。吉村氏が辞めた後は、松井氏が市長になり、今に至るのである。
何か書いていても、わけがわからなくなるような感じなのだが。第三者から見ると、維新はこの12年余り、人気があるのをいいことに、大阪府と大阪市の首長という重大な役職を好き勝手にもて遊んでいるようにしか見えないのだ。(~_~;)
<また維新の橋下氏と松井氏は、国政政党になる前から自民党の安倍晋三、菅義偉氏と接触。超保守派で安倍シンパの松井氏は、安倍氏に維新の党首になることを要請したという話も。2人は安倍氏が首相になった後も、定期的に安倍ー菅氏と会食を続ける。これも妙なパーフォーマンスに見えた。(~_~;)>
この4月で、松井一郎氏が大阪市長を任期満了で退任。政界も引退すると発表した。(・・)
そこで今回、維新は大阪維新の代表を務める吉村洋文氏(47)は大阪府知事選、そして松井氏の後継者として維新の府議だった横山英幸氏(41)が大阪市長選に立候補してダブル選を展開。
さらに大阪府議選、大阪市議選も行われることから、首長選、地方議員選ともダブルになるのである。(**)
実は維新は、大阪府議会では88人48人と過半数の議席を持っているのだが。大阪市議会では83人中40人と議席が過半数に達していない。
これまでは、衆院選の時に大阪の4つの選挙区(兵庫は2つ)で公明党を優先して維新の候補を絶てない代わりに、地方議会で協力を得るなどのバーター取引を行なっていたのだが。この取引が破談になるかも知れず。それゆえ、今回は何とか市議会でも過半数をとるべく、力を入れているという。^^;
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話を府知事選と市長選に移すと・・・。
あくまでも、ごく一部の人の感想なのだが。大阪に関わる人(出身or居住、勤務など)にきくと、橋下徹氏が知事になり、維新政治が始まって十数年。大阪府や大阪市で、何かが大きく改善されたとか、生活や教育、医療などが向上したとか、そういう実感はないとのこと。<二重行政の解消を評価する声もあるが。一般市民には実感がないとか。むしろ不便になった点がチョコチョコあるらしい。>
ただ、知事や市長に勢いがある分、自民党政権の頃より元気な雰囲気があるかも知れないという。(・・)
しかも、維新最大の公約だった大阪都構想も、住民投票で2回とも反対されて終わっているし。大阪万博はよくわからないまま決まっていたものの、夢州に計画されているIRカジノ構想には反対の人の方が多いという。
府知事や大阪市長のコロナ対策にも不満の声がかなり出ているときいた。^^;
まあ、吉村知事は外見や元気さなども手伝ってか人気が衰えていないようなので、当選する可能性が大きいかも知れないのだが。さほど知名度ないらしい横山英幸氏を市長選で落とすことはできないのかと、期待したくなるところ。
市長選には、対抗馬として自民党が元市議に北野妙子氏(63)を擁立。IR誘致に反対を唱えて、真っ向勝負しているという。(++)
<府知事選では、政治団体「アップデートおおさか」が擁立し、自民、立民などの非維新政党などが自主応援しているリベラル系の法学者・谷口真由美氏(48)が対抗馬として注目されていた。>
ところが、がっかりさせられたことに、各社の情勢調査を見ると、現時点では維新が府知事選、市長選ともリードしているというのだ。_(。。)_
『大阪府知事・大阪市長のダブル選(4月9日投開票)について毎日新聞は1、2日に電話世論調査を実施し、取材結果も踏まえて中盤情勢を分析した。知事選では、地域政党・大阪維新の会公認で現職の吉村洋文氏(47)が大きくリード。市長選では、維新公認の横山英幸氏(41)が優位な状況だ。ただし、両選挙とも一定程度の人が態度を決めておらず、終盤に情勢が変わる可能性がある。(毎日新聞23年4月2日)』
大阪維新は、吉村洋文氏と横山英幸氏が松井一郎氏と共に3人で市内を街宣するケースが多いという。(++)
『大阪府知事選(9日投開票)は2日、ラストサンデーを迎え、各候補者が街頭で政策などを訴えた。
府知事選で2期目に挑む大阪維新の会の現職・吉村洋文氏は、大阪市長選(9日投開票)候補の横山英幸氏と、6日に大阪市長を任期満了し、この選挙戦で政界から身を引く松井一郎氏とともに街宣カーに並び立った。
府市一体の維新の実績を強調した吉村氏は「(府市を)バラバラにする必要はない。横山さんとのタッグで前に進んでいく」と訴え、2025年の大阪・関西万博へは「松井さんの分も、素晴らしい万博をやります」と語気を強めた。
反維新が府知事選・大阪市長選の争点にしているカジノ・IR(統合型リゾート施設)誘致の是非については吉村氏に代わって松井氏がスピーチ。「日本にギャンブル場はいっぱいある。パチンコ、競輪、競馬…。宝くじに当たった人、いますか?」と聴衆を笑わせた。パチンコと宝くじは厳密にはギャンブルではないが、続けて「リスクを恐れて何もしないのは無責任。リスクヘッジしながらリターンを求めるのが政治」とIR誘致による成長戦略をアピールした。(報知新聞23年4月2日)』
当ブログでも取り上げたことがあるが。大阪万博には、電通を含め入札や契約の諸問題が生じているし。
IR構想も絡む夢州の開発では、予定地に土壌汚染が判明したほか液状化の恐れがあり、市が対策費約790億円を支出することになった。(-"-)
しかし、そのような問題点は、なかなか府民、市民に伝わっていないのか。これまでIR構想は反対の方が多く、直近の調査でも、読売新聞では「反対」44%、「賛成」38%だったのだが。毎日新聞では「賛成」が45%、反対が38%と逆転していたのを見て、「あら~」という感じに。(~_~;)
維新は大阪にとどまらず、全国規模で地方自治体の首長選や地方議員選に候補者を擁立し、国政での勢力拡大につなげようとしている。馬場代表は、地方議員が400人から600人に増えなければ代表を辞任するとまで明言したほど、今回の選挙に力を入れている。
できれば、大阪維新の創設者である松井一郎氏の政界引退を機に、大阪での維新の牙城を崩したいところななのだが・・・。
う~ん。大阪府民は、また府知事も大阪市長もダブルで当選させちゃうのかな~と(地方議員や他の地域の市長などもしかり)嘆きつつも、対抗馬となる候補たちにしっかりと維新政治の問題点を訴えてもらいたいと。で、できるなら何とか逆転できないものかと願っているmewなのだった。(@_@。
THANKS