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【KVMスイッチ】2台のPCでマウス・キーボード・ディスプレイをボタン一つで切り替える

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KVMスイッチというアイテムをご存じだろうか。
3つのツールの頭文字を並べてKVMとなっている。
K:キーボード
V:ビデオ
M:マウス

ja.wikipedia.org

そう、つまりこの3つをボタン一つで切り替えられるようにするのがKVMスイッチなのである。
私はMacユーザーで、MacBookをメインに使っている。
自宅での作業時はクラムシェルモードにして、4Kディスプレイ、キーボード、Magicトラックパッド、トラックボールマウスを接続している。
これ自体は、何の不便もない環境だ。
不便が生じるのは、Windowsでの作業に切り替えるときである。
趣味で動画をたまに作るのだが、その作業はWindowsで行う。
「AviUtl」というソフトが使いやすいからだ。
そして「AviUtl」はWindowsでしか使えない。
さて、当然、ディスプレイ、キーボード、マウス、そしてトラックパッドの接続先をWindowsに切り替えることになる。
マウスやキーボードはマルチペアリングに対応していれば切り替えられるし、ディスプレイも、複数の入力に対応していれば、ちょっと操作をすれば切り替えられる。
どれもちょっとした操作なのだが、全部を一つずつ行うのは面倒だ。
特にディスプレイに関しては、デスクの奥まで腕を伸ばさないといけないし、切り替えもワンタッチとはいかない。
それらが、KVMスイッチさえあれば、まとめてワンタッチで行えるのだ。

私が購入したCableDeconnのKVMスイッチにはこのように、HDMIとUSBの入力(IN)が2つ、HDMI出力(OUT)が1つ、USBスロットが4つついている。
OUT側のHDMIの横に付いているtype-C端子は給電用だ。
電力消費が多いUSB機器を接続するなら、ここから給電してやると良い。
さて、使い方は簡単。
わざわざ説明しなくても感覚的にわかるだろう。
PCのUSBとHDMIをINにそれぞれ繋いで、OUTのHDMIをディスプレイに繋ぐ。
そして共用したいUSBデバイスを接続すればOKだ。
あとはKVMスイッチのボタンを押すだけで、繋いだ2台のPCでディスプレイとUSBデバイスを切り替えられる。
気になるのは、KVMスイッチの前後からケーブルが伸びることか。
背面だけとかだったらデスクの奥に置くことでケーブルが目立たないようにできるのだが……
結果、私はクランプでデスクの手前に固定することにした。
1/4ネジがついたクランプを用意。
そこに1/4ネジのタブレットホルダーを設置。
そうすれば、デスク手前の邪魔にならない端にKVMスイッチを固定できて、デスクの上はスッキリ、ケーブルは空中に配線させられる。

角度調整ができるモニターマウントを使っているおかげで、ボタンを押しやすい角度に調整もできるので、利便性も高い。
KVMスイッチも含めて、オススメだ。