水江町線

Last-modified: 2024-12-16 (月) 22:44:34

2022年10月1日現在の情報です。

水江町線(川10・川21)

運行
開始
担当運賃
1967年
5月1日
塩浜大人220円
小児110円
備考
 

路線概要

川崎駅から池藤橋・水江町方面を結ぶ路線で、労働会館前から市役所通りを外れて池藤橋・水江町方面へ向かう川10系統、新川通りをさつき橋まで走行し、水江町・ゼロ・エミ工業団地を結ぶ川21系統の2系統が存在する。
元々は現在運行されている川10系統とほぼ同一の経路で存在したトロリーバスの代替バスとトロリーバス廃止以前から存在していた塩留線が当路線の起源となっている。そのため、水江町地区への路線開通自体は1954年8月16日のトロリーバス日立造船前開業となっている。
他社である川崎鶴見臨港バスと事実上の分業運行を行っており、川崎市バスでは川10系統の各停便と川21系統の急行便を運行する。
川崎鶴見臨港バスでは川21系統の各停便とラッシュ時の川崎駅方向にのみ川10系統と同一経路である川12系統を運行している。なお、川崎鶴見臨港バスの急行便は水江町方面の往路は銀柳街入口と臨港警察署前以遠に停車する川12系統の経路、川崎駅前行の復路は臨港警察署前から無停車の川21系統の経路を取る。
なお、トロリーバス代替ということもあってか、昭和53年頃までは市バスも川21系統各停便を運行していたようで、経営再建計画の中で臨港バスと競合していることから廃止されたようである。
(市バス方向幕には川21系統各停便も収録されていた時期があったようだ)
前身の1つである塩留線は現在の塩浜発着便と埠頭線の経路を合わせたような経路で循環運行しており、不採算系統ということもあってか廃止(統合)されたようである。
塩浜発着便の池上町停留所はかわさき南部斎苑停留所に名称変更した2002年4月から2021年1月までは経路上に無く通過となっていたが、池上町(水江町方面便)停留所が経路上に移設され、復活した。
過去には沿線にあるコストコホールセールへ乗り入れる便が存在した。送り込みで運行されていた臨港警察署前発着便は臨時で設定されることもある。
2021年現在、塩浜発着便(川崎駅~池藤橋~かわさき南部斎苑~塩浜)は行政路線(公共施設に接続するために、分岐・延伸している路線)として補助金対象路線となっている。

現在の運行系統

系統起点~主要経由地~終点
川10川崎駅労働会館前・池藤橋・水江町ゼロ・エミ工業団地
川10川崎駅労働会館前・池藤橋・臨港警察署前塩浜営業所前
川10川崎駅労働会館前・池藤橋・かわさき南部斎苑塩浜
川21川崎駅(急行)臨港警察署前・水江町ゼロ・エミ工業団地

川10系統川崎駅~労働会館前~池藤橋~ゼロ・エミ工業団地停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
14川崎駅
銀柳街入口
市役所前
宮前
教育文化会館前
競輪場前
労働会館前
市立川崎高校前
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前
GLP川崎前
JFE池上正門前
池上町
西水江
東亜石油前
日立造船入口
JFE扇島正門前
水江町
ゼロ・エミ工業団地

川10系統川崎駅~労働会館前~池藤橋~塩浜営業所前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
14川崎駅
銀柳街入口
市役所前
宮前
教育文化会館前
競輪場前
労働会館前
市立川崎高校前
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前
四谷
四谷下町
塩浜営業所前

川10系統川崎駅~池藤橋~かわさき南部斎苑~塩浜停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
14川崎駅
銀柳街入口
市役所前
宮前
教育文化会館前
競輪場前
労働会館前
市立川崎高校前
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前
GLP川崎前
JFE池上正門前
池上町
かわさき南部斎苑
入江崎水処理センター前
入江崎温水プール前
大同特殊鋼前
塩浜

川21系統(急行)川崎駅~臨港警察署前~水江町~ゼロ・エミ工業団地停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
21-2川崎駅(東口)
さいか屋前
新川橋
貝塚
さつき橋
野球場裏
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前
GLP川崎前
JFE池上正門前
池上町
西水江
東亜石油前
日立造船入口
JFE扇島正門前
水江町
ゼロ・エミ工業団地

過去の運行系統

系統起点~主要経由地~終点廃止
川10川崎駅労働会館前・池藤橋臨港警察署前2012年
7月14日
川21川崎駅(急行)・臨港警察署前コストコホールセール2012年
7月14日

川10系統川崎駅~池藤橋~臨港警察署前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
14川崎駅
銀柳街入口
市役所前
宮前
教育文化会館前
競輪場前
労働会館前
市立川崎高校前
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前

川21系統(急行)川崎駅→コストコホールセール停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
21-2川崎駅
さいか屋前
新川橋
貝塚
さつき橋
野球場裏
大島四丁目
大島五丁目
臨港病院前
藤崎四丁目
池藤橋
臨港警察署前
コストコホールセール

運用

入出庫は主に塩浜・塩浜営業所発着便として運行されるが、営業所と水江町を往復で回送することも多いため、一概に入出庫便が見定められるとは言い難い。

車両

主に大型短尺車が充当される。
当路線では川崎市の産業道路クリーンライン化キャンペーンとして、競合する川崎鶴見臨港バスと共にハイブリッド車を積極的に充当させている。
なお、除籍前はCNG車もキャンペーン開始以前から固定を持っていた。