小向線

Last-modified: 2025-02-04 (火) 17:18:08

小向線(川73)

2025年2月4日時点での情報です。

運行開始担当運賃
1953年
10月1日
上平間
塩浜
大人220円·小児110円
深夜バス運賃は大人·小児共に倍額
備考
塩浜担当便は一部のみ
深夜バス休止中

川崎駅と上平間を小向経由で結ぶ路線で、川崎市バスでトップレベルの営業係数を誇る。
古市場や小向付近をはじめとした沿線の通勤者輸送を担っている面が大きいが、御幸公園前付近には川崎総合科学高校もあり、学生の利用も極めて多い。
1日あたりの乗車人員は、東扇島循環線と併せて2万人程度で推移しているが、運行距離が長いにもかかわらず均一運賃であるためか、決算では赤字となっている。
平日朝に運転される市営埠頭発着便の千鳥町内は時間帯によって経由地が異なり、朝ラッシュ時間帯は川崎駅→JERA火力発電所前→市営埠頭(運用的に区切り)→川崎駅、11時台~13時台は川崎駅~市営埠頭~京セラ前、それ以降は川崎駅→市営埠頭(運用的に区切り)→JERA火力発電所前→川崎駅のルートで運行される。
かつては埠頭線の一部として運行されており、市営埠頭からの直通便だけでなく、上平間から川66系統の経路を走行して井田病院、もしくは井田営業所まで運行する便も存在した。朝ラッシュ時間帯の川崎駅ではスムーズな乗車を行うため、可動式運賃箱2台を乗り場に設置し、係員の案内の上で中扉から乗車する方式をとっている。なお、9時以降は東扇島循環線と同じ12番乗場発着となる。
川崎駅ラゾーナ広場~上平間間で深夜バスの運行もあるが、コロナ禍(2022年2月17日現在)においては運休となっており、時刻表からも情報は削除されている。
川崎駅~市営埠頭の便は埠頭線の項で紹介する。

現在の運行系統

系統起点~主要経由地~終点
川73川崎駅ラゾーナ広場河原町団地前・小向・御幸公園前上平間
塩浜営業所前→台町・労働会館前・川崎駅前・小向→
市営埠頭→(近回り)塩浜・台町・労働会館前・川崎駅前・小向→
川04上平間→小向・川崎駅前・労働会館前・台町・塩浜(遠回り)→市営埠頭

上平間~川崎駅~市営埠頭 停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所
☆…午前中のみ停車 ★…午後のみ停車

往路乗場停留所名復路乗場
2上平間
古市場二丁目
古市場交番前
古市場一丁目
天満天神社前
東古市場
御幸公園前
小向交番前
小向
妙光寺前
戸手アパート前
河原町団地前
幸町二丁目
ソリッドスクエア前
11川崎駅17
銀柳街入口
市役所前
宮前
教育文化会館前
競輪場前
労働会館前
中島交番前
中島二丁目
藤崎一丁目
台町
四谷上町
四谷下町
塩浜営業所前
塩浜
ENEOS株式会社塩浜
日本触媒前
千鳥町北
千鳥町
JERA川崎火力発電所前
京セラ前
ポートサイドカワサキ
市営埠頭

※川崎駅~市営埠頭・京セラ前時間別停車一覧

午前中
(川崎駅発10時台まで)
川崎駅→台町→日本触媒前→JERA川崎火力発電所前→市営埠頭(遠回り)
市営埠頭→日本触媒前→台町→川崎駅(近回り)
日中
(川崎駅発11時台~13時台)
川崎駅→台町→日本触媒前→市営埠頭→京セラ前(近回り)
京セラ前→市営埠頭→日本触媒前→台町→川崎駅(近回り)
午後
(川崎駅発14時台以降)
川崎駅→台町→日本触媒前→市営埠頭(近回り)
市営埠頭→JERA川崎火力発電所前→日本触媒前→台町→川崎駅(遠回り)

川崎駅ラゾーナ広場~上平間停車停留所

往路乗場停留所名復路乗場
87川崎駅ラゾーナ広場
ソリッドスクエア前
幸町二丁目
河原町団地前
戸手アパート前
妙光寺前
小向
小向交番前
御幸公園前
東古市場
天満天神社前
古市場一丁目
古市場交番前
古市場二丁目
上平間2

運用

本数が多い系統で上平間営業所を発着することから、川崎駅ラゾーナ広場を発着する各系統の出入庫便も兼ねており、御幸線神明町線の営業に入るものが存在するほか、上平間側においても当路線の運用で到着後、御幸線小杉駅方面や新城線?の運用につくものが存在する。一方塩浜営業所の運行便に関しては埠頭線の営業便で川崎駅到着後、または塩浜営業所から直接ラゾーナ広場までの回送で送り込まれるか、平日ダイヤ以外では塩浜営業所発の営業便で送り込まれるパターンも存在する。
一日を通して本数は多く、日中時間帯でも川崎駅ラゾーナ広場~上平間間では、神明町線と併せて毎時15本程度を維持している。
平日と土曜の朝夕ラッシュ時に、上平間から営業し川崎駅を越えて市営埠頭まで営業する便もあるが、こちらは土曜のみ塩浜の運行便があるなど複雑な運用形態となっている。

過去の運行系統

準備中

車両

原則として全便が大型短尺車で運行され、上平間に中型車の配置があった際には中型車での運行便も存在した。代走等で極稀に標準尺車が入線する場合がある。
また基本的に水江町線渡田線の運用がメインであるCNG車、ハイブリッド車といった低公害車が運用に入ることは極稀だったが、2021年度の新車導入後はハイブリッド車も当路線に入るようになった。