五所塚線

Last-modified: 2023-10-22 (日) 15:32:13

2022年10月1日現在の情報です。

五所塚線(登05)

運行
開始
担当運賃
1960年
12月8日
鷲ヶ峰大人220円
小児110円
備考
 

1960年12月8日に開業した、登戸~蔵敷団地を起源とする路線である。
現在、登戸駅生田緑地口にあるバスロータリーから発着しているが、区画整理事業の開始前は駅から少し離れた登戸折返場から発着していた。登戸折返場の跡地は現在、市営駐輪場となっている。
登戸駅から切通し坂を経て、五所塚付近の住宅地を経由する。神木本町から柿生線?の経路と重複するが、蔵敷交番前交差点を左折し、蔵敷団地近くにある菅生車庫へ至る路線である。一部便は菅生車庫より先、宮前平駅・宮前区役所前、または蔵敷交番前交差点をそのまま直進し、鷲ヶ峰営業所前へ向かう。
上記の運行開始日に切通し坂付近の道路が開通したため、同時期に開発された五所塚・蔵敷団地地区の足として、登戸~蔵敷団地が開業。そのためか、犬蔵線?柿生線?との併走区間においても、登戸~蔵敷団地方面の系統として目を引く存在である。近年、宮前区内(切通し上~神木不動)の区役所アクセス向上のため、宮前区役所前まで延伸された。また、パターンダイヤを採用していることもあり、上記の区間の他、蔵敷団地においても宮前平駅方面への増便が行われたこととなる。
先述の通り、20分間隔のパターンダイヤを採用しているが、平日・土曜日・休日において、それぞれ基準となる時刻が異なるため、日中時間帯の発車時刻は一致していない。
2021年4月1日の組織改編で、菅生営業所が「鷲ヶ峰営業所菅生車庫」に改称・降格されたため、この路線の管轄も鷲ヶ峰営業所菅生車庫となった。
2022年3月27日、鷲ヶ峰営業所菅生車庫の運行業務が鷲ヶ峰営業所に集約されたため、約11年ぶりに鷲ヶ峰営業所の管轄に戻った。

現在の運行系統

系統起点~主要経由地~終点
登05登戸駅(生田緑地口)宿河原・五所塚・蔵敷・清水台菅生車庫
宿河原・五所塚・蔵敷・稗原鷲ヶ峰営業所
宿河原・五所塚・蔵敷・清水台・犬蔵・宮前平駅宮前区役所前
→宿河原・五所塚→向丘出張所
堰下→長沢入口・稗原・蔵敷・清水台・犬蔵→登戸駅(生田緑地口)

登05系統登戸駅~宮前区役所前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
2登戸駅(生田緑地口)
宿河原小学校前
宿河原
長尾橋
切通し上
五所塚
神木不動
神木本町
向丘中学校下
平橋
向丘出張所
堰下
初山
緑地
菅生小学校前
蔵敷(浄水場通り)
蔵敷団地
清水台
菅生車庫
犬蔵公民館前
犬蔵
土橋
土橋神社前
宮前平駅
富士見台小学校前
宮前区役所前

登05系統登戸駅~鷲ヶ峰営業所前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
2登戸駅(生田緑地口)
宿河原小学校前
宿河原
長尾橋
切通し上
五所塚
神木不動
神木本町
向丘中学校下
平橋
向丘出張所
堰下
初山
緑地
菅生小学校前
蔵敷
聖マリアンナ医大下
菅生三丁目
稗原小学校前
天王下
稗原
潮見台浄水場前
鷲ヶ峰営業所前

過去の運行系統

系統起点~主要経由地~終点廃止日
登05登戸宿河原・五所塚・蔵敷・清水台菅生車庫2007年
9月3日
宿河原・五所塚・蔵敷・稗原鷲ヶ峰営業所
→宿河原・五所塚→向丘出張所
堰下→長沢入口・稗原・蔵敷・清水台・犬蔵→登戸

登05系統登戸~菅生車庫前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
登戸
宿河原小学校前
宿河原
長尾橋
切通し上
五所塚
神木不動
神木本町
向丘中学校下
平橋
向丘出張所
堰下
初山
緑地
菅生小学校前
蔵敷(浄水場通り)
蔵敷団地
清水台
菅生車庫

登05系統登戸~鷲ヶ峰営業所前停車停留所
◎…起点設定のある停留所 ●…終点設定のある停留所 ○…途中停留所 ↓・↑…通過する停留所 Ⅱ…経由しない停留所

往路乗場停留所名復路乗場
登戸
宿河原小学校前
宿河原
長尾橋
切通し上
五所塚
神木不動
神木本町
向丘中学校下
平橋
向丘出張所
堰下
初山
緑地
菅生小学校前
蔵敷
聖マリアンナ医大下
菅生三丁目
稗原小学校前
天王下
稗原
潮見台浄水場前
鷲ヶ峰営業所前

運用

日中は、登戸駅基準で菅生車庫行き・鷲ヶ峰営業所行き・宮前区役所前行きの計3系統をあわせて、20分間隔で運行される。
出入庫は宮前区役所発着、あるいは向丘出張所行き・堰下始発便にて行っている。鷲ヶ峰営業所発着便で出入庫を行う場合、北部市場経由の回送で鷲ヶ峰に到着した後、給油を行うことがある。菅生車庫に給油設備がなかった頃は、高確率で給油を行なっていたほか、運用終了後に鷲ヶ峰まで往復する「給油回送」と呼ばれる運用が存在していた。
この路線の特徴として、平日ダイヤの朝ラッシュ時に向丘出張所行き・堰下始発便が運転されることが挙げられる。これは、向丘出張所には折り返し設備がなく、向丘出張所到着後、向丘出張所→白幡八幡前→白幡八幡前(新道)→堰下と回送し、そのまま営業するためである。
また、旧たまプラーザ線(犬蔵線?)はこの路線とセットで行路が組まれており、正午を目安にたまプラーザ線の車両が変わる際、たまプラーザ線の運用前後の車両が運用される。

車両

大型短尺車が充当されている。
菅生担当時代は、車両不足が起きた際にごく稀に鷲ヶ峰に所属する車両が貸し出されて当路線で運用されることがあった。