朝青龍が負ければ人気が盛り返す
もうこれ以上、朝青龍の連続一人勝ち状態が続くと、相撲人気危ない所だったのでは無いかと思ってました。
(・・・まさか今場所、相撲協会の「作戦」じゃないでしょうね...)
<大相撲>TVでも人気回復の兆し? 初場所最高31.0%
テレビでも大相撲人気に回復の兆し? 初場所14日目(21日)と千秋楽(22日)の大相撲中継(NHK総合)の平均世帯視聴率が20%台を回復した。平均20%を記録したのは約5年ぶり。栃東が制した終盤の混戦が注目されたとみられる(数字は、いずれも関東地区)。
23日開かれた横綱審議委員会でも視聴率が話題に。石橋義夫委員長(共立女子学園理事長)が「最近にない数字が出てきた。栃東をはじめ、他の力士も一生懸命やった結果」と喜んだ。
ビデオリサーチによると、視聴率20%を超えたのは、14日目の午後5時5分から55分間の22.1%、千秋楽の午後5時から1時間の21.8%。14日目は、優勝圏内にいた白鵬—時津海、北勝力—栃東、琴欧州—朝青龍戦が組まれ、千秋楽も優勝がかかった白鵬—琴欧州、朝青龍—栃東戦があった。
瞬間最大視聴率は14日目が28.3%、千秋楽が31.0%。昨年秋場所の優勝決定戦、朝青龍—琴欧州戦の32.4%に迫った。
1時間前後の枠内で、平均視聴率が20%を超えたのは、21.1%を記録した01年春場所千秋楽以来。この場所は貴乃花、武蔵丸の両横綱に、魁皇と武双山の2大関が千秋楽まで優勝を争い、千秋楽の結びで貴乃花が敗れ、魁皇の2回目の優勝が決定。客足も「15日間満員御礼」だった。
初場所は視聴率だけでなく、両国国技館への客足も伸び、7、8日目は5年ぶりに完売。平日の13日目も満員御礼の垂れ幕が下がるなど「大入り」が6日あった。
日本相撲協会は「7連覇を達成した朝青龍と新大関・琴欧州が関心を呼んだことに加え、大関・栃東が久しぶりに優勝争いを引っ張ったことで、好転したのだろう」と話している。