我々は「ちゃんと使えて、安心して使える」ものが欲しいだけ
次世代DVDでHD—DVD(HD)規格を推進する東芝は5日、HD規格の次世代DVD再生機2機種を北米市場で3月に発売すると正式発表した。価格は普及型が499ドル(約5万8000円)、高級モデルが799ドル(約9万3000円)。販売目標は合計で月1万台。
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「ブルーレイ・ディスク(BD)規格を推進するソニーも同日、BD規格の再生機を今年夏の早い時期に北米で発売すると発表した。既にソニー・コンピュータエンタテインメントは今春、次世代ゲーム機「プレイステーション3」を発売する計画を表明しており、今春以降、次世代DVDの競争が本格化する。」
・・・Blu-ray DiscにせよHD DVDにせよ、元々のDVD規格の段階で、仕様の将来性と規格の将来性を全メーカーで十分協議しなかったからこう成っている。コンテンツメーカ、ドライブメーカ、メディアメーカそして消費者は迷惑を被るだけだ、、。
HD(ハイビジョン映像)を考慮すればDVDの4.7Gに対して、次世代ディスクの容量は15G有れば良いらしい。しかしこれもわざわざの新規格にしては実に「ショボイ」。
この点を考えるなら、BDすなわち、Blu-ray Discの方が有利だ。現段階ではBD では一層式で25G、二層式で50G。HD DVD では一層式で15G、二層式で30G 。と言う事らしい。
大きな”争点”はそれぞれの「最大容量と現DVDとのハイブリッド性」の様だが、、 私的に言わせて貰えば、一層式で50G、二層式で100Gは無いと「次世代」とは言えないと思うが。
どちらも容量的には今イチだが今の時点で推すのは、強いて言うなら、BDだろうか...。
あと価格、機器の価格は「発展型」のHD DVDが有利だろう、BDは「新規型」の為不利。しかし、これも本質的なものでは無く「量産次第」。特にLSI。
どうせやるなら「しっかり将来性」と「協調性」の有るものにして欲しい。規格メーカ同士でがつがつしているだけだ、、我々は「ちゃんと使えて、安心して使える」ものが欲しいだけ。
※この記事はHDプレーヤの記事では有りません、次世代ディスクの記事です。