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さいとうたかを×ちばてつや対談

 今回は今年の1月に観に行ったさいとうたかをとちばてつやのトークショーをまとめました。
 今回の記事は長尺なので、後半は追記にまとめました。


 さいとうたかを、ちばてつや両氏の入場。
 さいとう、ちば両氏は石ノ森章太郎展のゲスト対談で見たことありましたが、当時は生真面目な町工場の社長みたいだったちばてつやもすっかり頭の髪が薄くなって、ユニークなおじいちゃんという印象でしたね。
 頭の毛が薄いといえば、自分の前の座席に座ってたおっさん3人も見事に頭がハゲてました(´・ω・`)
 対談ではさいとうたかをがボケでちばてつやがツッコミという印象でしたが、関西人のさいとうたかをがボケというのも以外でした。


 当日の司会はビッグコミック編集長でした。
 ビッグコミックの由田編集長は御年57歳とのことなので、サラリーマンなら定年最後の役職ともいえそうですが、さいとう、ちば両氏と比べると若輩者に見えてしまいますね。
 本人も自分のことを鼻たれ小僧と称してました。
「40、50は鼻たれ小僧」という言葉もありますが、今回の対談の聴衆も「40、50の鼻たれ小僧」ばかりでした(´・ω・`)
 由田編集長は「今日ここにおられる皆さんはゴルゴ13のファンかと思いますが」といってましたが、あしたのジョーと石ノ森章太郎のファンだなんて口が裂けても言えませんよねー。ゴルゴ13は総集編を2、3冊しか持ってないし。


 さいとうたかをとちばてつやのデビュー作だそうです。
 現在とはだいぶ画風が異なりますが、量産型萌え絵が氾濫してる現在では、むしろこちらの方がレトロで新鮮味がありますね。
 両氏はともに十代でデビューしたそうですが、当時は貸本を描いていたそうです。
 現在でいうところのツタヤのコミックレンタルみたいなものでしょうか。
 ちばてつやは初めてもらった原稿料は12351円だったそうですが、さいとうたかをはちばてつやに聞かれても何故か言葉を濁してました。
 さいとうたかをも手塚治虫の模写からマンガを描き始めたそうですが、ちばてつやはプロデビューするまで手塚治虫を知らなかったそうです。
 現在なら絶対有り得ない話ですが、手塚治虫の影響を受けずに手塚治虫を悔しがらせたことで手塚治虫に影響を与えた唯一のマンガ家ということになるでしょうか。
 なおさいとう、ちば両氏は共にマンガ家業60年という、手塚、石ノ森両氏も成し遂げられなかった偉業を成し遂げましたが、ふたりがデビューした年に生まれた人が還暦というのもすごいですよねー。
 手塚、石ノ森両氏は共にちょうど還暦で亡くなってるし、梶原一騎に至っては50歳で亡くなってますしねー。
 手塚、石ノ森両氏の一生分マンガ描いてるなんて、凡人以下の自分はすげーという感想しか浮かんできませんでした。


 さいとうたかをとちばてつやのビッグコミックの代表作。ゴルゴ13はいわずと知れたビッグコミックの大黒柱。
 ちばてつやからは「最近判子変えたの?」といわれてましたが、さいとうたかをは今は亡き石川フミヤスから「ゴルゴのあの表情は自分には描けない」といわれたそうです。
 デジタルならコピペで済んじゃいそうだけど、一見同じに見えるゴルゴの表情も微妙にちがうということですね。


 若かりし頃のさいとう、ちば両氏。
 若い頃のさいとうたかをは不摂生な生活で太っていたそうですが、40代で糖尿病になっちゃったのも若い頃の不摂生な生活が原因でしょうか(´・ω・`)




 ビッグコミック創刊当時にさいとう、ちば両氏が描いてたマンガ。
 あしたのジョーはいわずと知れた国民的なマンガですね。
 手塚治虫が見て「こんなマンガのどこが面白いんだ」といってたマンガはいわずと知れたあしたのジョーだそうですが、手塚治虫をあしたのジョーで悔しがらせたちばてつやは思わずガッツポーズを取ってしまったと聞きます。




 藤子不二雄Aのマンガ道ではトキワ荘に訪れたさいとうたかをがトキワ荘のメンバーにマンガ道を説くみたいな話があったそうですが、さいとうたかをはトキワ荘に行ったことは一度もないそうです。


 ヤングマガジンに掲載された『トモガキ』では、今は亡き弟のちばあきおと悪ふざけして担当に電気あんまかけたら、突き飛ばされて窓ガラスに激突して割れた窓ガラスで手も負傷したちばてつやが、当時はまだ面識が無かったトキワ荘のメンバーに原稿を代筆してもらったそうです。
 最初は面識がないちばてつやの原稿を代筆するのを渋ってたメンバーを、石ノ森章太郎が説き伏せて皆で代筆したそうですが、またしても石ノ森先生の人徳を認識させられました。


 さいとうたかをが石ノ森章太郎に「お前は芸術家だけどオレは職人だな」といったら「それはずるい。職人の方がカッコいいじゃないか」というファンの間では有名な話から始まり、さいとうたかをが「ちばさんは天才だから感性で描いてるけど、ワシは全部計算して描いてる」とか「自分にとって劇画は百姓が畑で大根作るのと同じだ」といったような話も聞きました。
 分業制とはいえ畑で大根作るのと同じようにマンガ描けちゃうなんてすごいですよね。
 さいとうたかをのいう「感性」で描いてたマンガ家が、井戸の水が干上がるように描けなくなってしまったのも見ているので、自分は逆に計算して描いてるからこそ半世紀も描きつづけられたのではないかと思います。
 ちばてつやは子供の頃から不器用で何をやってもダメだったけど、マンガを描くのだけは得意だったからマンガ家になったといってましたが、さいとうたかをは最初から職業にするつもりでマンガ家になったといってました。
 さいとうたかをは「何が好きか」より「何ができるか」でマンガ家になったといってましたが、以前の対談では「自分が描きたいと思ったものを描いたことが一度もない」と豪語してました。
「自分が描きたいと思ったものを描いたことが一度もない」のに半世紀も描き続けてるのは逆にすごいですよね。




 さいとう、ちば両氏は由田編集長からの「戦争が自身の創作に影響を受けたことは無かったか」という質問に両者ともに「むしろ受けないようにしていた」といってましたが、ちばてつやは最近では『ひねもすのたり』で満洲の奉天から引き揚げるときの話を描いてますね。
 さいとうたかをは子供の頃はカエルにストロー刺して膨らませて遊んでた悪ガキだったそうですが、大人から「残酷だ」と咎められたら「メザシは残酷じゃないのか」と考えるような穿った一面もあったようです。
 さいとう、ちば両氏の母親はことに厳しい人で両氏ともに描いたマンガを破り捨てられたこともあったそうですが、当時はマンガ家なんて職業としては考えられない時代だったんでしょうね。
 今世紀は近年の出版不況でマンガ家が喰えない職業になりつつありますが。
 由田編集長の「最近気になるマンガ家は」という質問にはさいとう、ちば両氏ともに言葉を濁してましたが、強いていえば全員気になるんじゃないでしょうか。
 さいとう、ちば両氏は当時のマンガ家は椅子取りゲームだったといってましたが、現在もその状況は変わってないどころか近年の出版不況で年々厳しくなってるように思います。



 グランドフィナーレはちばてつやの傘寿の誕生日をお祝いして幕を閉じました。
 さいとう、ちば両氏が互いに肩を支えあって退場していく後ろ姿を見て、年を取るのも悪くないなと思いました。
 若い頃は自分ができるだけ若く見られるかを気にしてたけど、健康で長生きできれば年齢相応でいいのではないかと思います。
 最近は大御所のマンガ家の訃報が相次いでますが、さいとう、ちば両氏には長生きしてほしいですね。
 ビッグコミックで子供の頃はおっかないと思ってたゴルゴ13が載ってると、最近は妙にホッとしてしまいます。
 さいとうプロのスタッフでは武本サブローと石川フミヤスと元スタッフの小池一夫が鬼籍に入ってしまいました。
 最近は大御所のマンガ家の訃報が相次いでるので、ちばてつや先生の傘寿の誕生日をお祝いできて本当によかったです\(^o^)/

 ちばてつや先生傘寿の誕生日おめでとうございます\(^o^)/



 当時の対談はビッグコミックにも掲載されましたが、さいとうたかをは石ノ森章太郎を終始「章太郎」といってたのに、雑誌掲載時には「石ノ森章太郎氏」となってましたねー。
 雑誌掲載された対談では生前の石ノ森章太郎とさいとうたかをの親密な関係が伝わってこないので、ライブで対談聞けて本当によかったです。
 さいとう、ちば両氏の対談は〆切ギリギリで申し込みましたが、抽選に通って本当によかったです。
 今回の記事は敢えて雑誌の対談記事は見ないで、自分の記憶を頼りに書きました。
 さいとうたかをは石ノ森章太郎とは生前「たかを」「章太郎」と呼びあう大親友でしたが、何でそのようになったかというと、石ノ森章太郎が「たかを」と呼び捨てにするようになったのが最初だったそうです。
「呼び捨ては失礼じゃね?」といわれたとき「だってあいつの方がオレ呼び捨てにしてるし、オレの方が年上だし」といってました。
 現在では石ノ森章太郎を呼び捨てにできる人もさいとうたかをくらいになってしまいましたが、自分のなかでは生前会うことの無かった石ノ森章太郎にさいとうたかをを通して会ってるような感覚があります。

 さいとう、ちば両氏の後ろに今は亡き石ノ森章太郎の姿を見たように思いました。



 先日亡くなった小池一夫もかつてはさいとうプロの脚本家でしたが、最近は大御所マンガ家の訃報が相次いでるように思いますね。
 小池一夫はツイッターのフォローしてから3ヶ月もしない内にモンキーパンチの追悼ツイートをした当日に亡くなってしまいました。

 小池一夫、モンキーパンチ、白石冬美のお三方には、この場を借りて謹んでご冥福を祈ります。




 おまけ


 入場者プレゼントのさいとう、ちば両氏の合同ミニ色紙。
 ビッグコミック本誌では抽選で5名にもらえる色紙をもらえた自分は幸福者です。
 オリジナルは会場で由田編集長とのジャンケンで勝ち抜いたAさんがもらってました。
 このときもまんだらけに持ってかないように釘を刺されてましたね(´・ω・`)

 それでは今日もおやすみっこ(つ=^ω^=)つニャン



三毛猫バンバン(300)

image.jpg

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No title

こんばんは~(*´∀`)
すごいですね!貸本って言えば母も漫画雑誌が主流になる前に
ちょっとだけ読んだことあると聞きましたね~(母は今60代半ばです)
確かに57歳ってこの御二方からしたら若いですね…私は赤ん坊になるのかな?

今の量産型萌え絵に関してはソシャゲのイメージが強いのかもしれませんが
漫画に関してはちょっと違いますね。
80年代~90年代の漫画に触れてきた30代から2000年代以降の漫画しか知らない10代には
萌え絵とレトロ絵でブームが分かれてるので
さいとうたかを先生みたいな劇画までとは行きませんが
正統派寄りの漫画を描く新人さんも多いのですよ~
ただponchさんぐらいの年代の方からしたら「レトロ絵?」ってなるかも知れませんが
とりあえず今は雑誌も流行りも、ネットが普及しすぎて「ジャンルの幅が広がった」
と言ったほうが正しいのかもしれませんね。細かいことすみません;><

あ~…手塚治虫ってそういえば還暦でしたね。私が生まれた年ぐらいだったはずなので
なんかそれで親が言ってたなぁって記憶ですね。
早く亡くなる漫画家さんは睡眠時間すら削ってる方が多いとか聞きますし
そもそも作家や画家も残した作品が良くても若くして亡くなってるといろいろ考えますね。
そう思うとこの御二方が今でも描いてるのってすごい(;^^)

最近は雑誌が増えすぎたとか漫画家が多くなった以外にも
アマチュアでも作品を発表する場が増えましたし、そこに流れるプロも居ますからね;
流行の発信も今や雑誌じゃなくてSNSって影響もあるかと思います。
あと無断転載も原因あるようで、「買って読む」ではなく「金がないからタダで読む」って
違法だって知らないで読んでる若い人多くなったんですよ;
確かそれで規制するようにし始めたら一部売り上げが上がったと聞きます。

それにしてもこの御二方はこのように漫画業界が変わっても
微動だにしない感じがすごいですね…スタンスが変わらないというか。
というか石ノ森先生ってさいとうたかを先生より年下だったのかと今知りました。
呼び捨てか……年上は相当仲良くないと出来ないですね;

元号変わる前後はその時代を築いてきた人たちが亡くなるって話を聞いたことがありますが
そういう方々の作品を触れているとなんだか寂しい気持ちになりますね。

ponchさんの記事の中に出てきたお名前だと
私的には完全に影響大きいのは漫画以外に特撮も手を出した石ノ森先生ですね。
あの人、亡くなっても大御所だけじゃなく未だに作品で影響与えてるあたりがエグイですわ…(褒めてる)
漫画家志望の方や新人さんからこういう話は聞かないので
大御所の漫画家さんの話を聞けるのは嬉しいですね~(^_^*)ノではでは。

こんにちは^^

今回は、『さいとうたかを』氏と『ちばてつや』氏の、対談の様子を、記事にされたんですねぇ^^
お互いライバルでもありながら、親友でもある両氏の対談は、とても微笑ましいですね^^
この前のponchさんの話では、さいとう氏と小池氏は残念ながら、最終的には袂を別ってしまった様ですが、こうして数多くの漫画家同士の横の関係の話を聞いてると、やはり良いですよねぇ^^
それにしても・・・改めて『トキワ荘』という所は、凄いですよねぇ・・・
まるで『梁山泊』かと@@
足立区にもこういう名所があれば良いのですが、「かつてフィリピン人のジャパゆきさんが6畳1間に10人ぐらいで住んでたアパート」とか、足立区は相変わらずこんなイメージの悪い所ばかりなんですよねぇ^^;
この前も「人骨の標本が、置き去りにされた倉庫」とか出てきましたし・・・^^;
自分も高血糖、高血圧、高脂血ですが、お互いに健康には気を付けましょうね^^;
同じ『長生き』をするにしても、「苦しみながら長生き」は、やはり辛いので^^;

こんばんは

イベントですか。
好きなお客さんは集まるでしょうねぇ~。

うわぁ

ponch様はホントバイタリティーありますねー。
MMもそーいうお勉強とかにらるような
コトしなくちゃって思いますけど
座談会とか一回も行ったコトないです。
ゴルゴもジョーも好きですけど
もう作者様たちは生き神様ですね。
60年ですかー。漫画家ってすっごく
厳しそーですけど生き残って大作家様で
そしてカッコいーおじいさまって
理想の人生ですね。長生きしてくださると
いーですよね。これ以上悲しいお知らせは
ないコトを祈ります。
とっても貴重な体験を見せてくださって
ありがとございますぅ。

私は漫画の事は全くの素人ですが、この両氏の名前は知っています
それだけこの世界に偉業を遂げた漫画家ななんですね
自分の人生を、立派に貫いて生きてきた生き様は、とても素敵で尊敬しますよね

苦労を重ねた両氏が40 50代が小僧と言うのが、凄く説得力があります まさにこの年代の私もまだまだ人生これからだと、勇気づけられました(^^)

漫画を通して、生き方としても聞き応えのある素敵な対談でしたね(^^)

こんばんは

ご両者の作品にはお世話になったものの、作者さんの
お人柄的なものは全く知りませんでした(;^_^A
奥が深いですね。

No title

これはさぞかし、濃い対談だった事でしょう。
「貸本」というトコロが、時代を感じさせますねぇ(水木しげる先生の「墓場鬼太郎」も貸本漫画だったそうです)

No title

こんにちは

これはすごい聞きごたえがありそうですね
これまでの長い漫画家生活の濃厚なお話だったり
雑誌では補間しきれないであろう貴重な話も
ライブで聞けるからこその醍醐味もありますね

これからも元気で作品を書き続けていただきたいですね

No title

うわあ、のたり松太郎だ。懐かしい。
破天荒な力士だったけど今の角界にいても横綱になっていたような強さだったな。
もちろんゴルゴとかジョーは言わずもがなだけど。
でも、いい体験をしましたね。
そりゃあ、対談集でも読めば中身は分かるけど臨場感は味わえない。
お二人の人柄なども良く出ていたようですね。
とにかくお二人には楽しませてもらいました。もっと、もっと長生きして欲しいです。

No title

ゴルゴ13~~。
大好きですね~~。
たまにコンビニでみかけて、購入してしまいます。
(●´ω`●)

恐らく。
アレ以上のハードボイルドな漫画は
しばらく出てこないだろうな。。。って思いながら。
読んでおります。

No title

まみさわさん、おはようございまーす\(^o^)/

まみさわさんのお母さんの世代にはまだ貸本があったんですねー。
赤ん坊とまではいかないと思いますが、おじいちゃんと孫くらいは年の差ありますよねー。
自分の世代だと親と同世代なんですけど(´・ω・`)

ピクシブでは萌え絵が主流ですが、最近では昭和のものがレトロブームになってるんですねー。
最近は若い子の間でカセットテープのウォークマンが人気があるとか聞いたけど、自分は中学生のときにラジカセ抱えて江ノ島行ったことあるけど、若い子に話しても多分ピンと来ないだろうなー(;^_^A
昭和のマンガや映画では海辺でラジカセで音楽聴くなんてシーンあったんですよねー。

自分が見た限りでは多作なマンガ家の方が早死にしてるようですが、睡眠時間削って描いてると命も削っちゃうんでしょうねー。
〆切より睡眠時間を重視してた水木しげるが93歳まで生きていたのが、その証左に他ならないと思います。

当時は美空ひばりと手塚治虫が相次いで他界したので昭和が終わったとかいってましたねー。
昭和天皇の崩御と時期が被ってたし、平成最初の年の89年にはベルリンの壁が崩壊して、昭和末期から平成は激動の時代でしたねー。
当時はリアルタイムでベルリンの壁とソ連が崩壊するのをテレビで見てました。
さいとうたかをが1936年生まれで石ノ森章太郎が1938年生まれなのでさいとうたかをの方が年上になりますね。
たしかに呼び捨ては相当親しくないとできないですよねー。
さいとうたかをとちばてつやは戦前生まれなので、戦前戦後と平成と世紀を股がってマンガを描いているのはギネス級にすごいですよねー。
創刊当初からずっと連載してるマンガもゴルゴ13と赤兵衛だけになってしまいました。
ビッグコミックのかつての連載陣では自分が知ってる限りでは、手塚治虫と石ノ森章太郎と園山俊二と青柳祐介と高井研一郎と中島徹と水木しげると表紙を描いてたイラストレーターも他界してます。

自分もブログ始める前は同人誌作ったり、ギャラリーで描いた絵を展示したりしてましたが、ブログ始めてからはすっかり温泉絵描きになっちゃいましたねー。
最近の同人誌はプロの参入で変にレベルが上がってしまい、プロ並に絵が上手くないと売れないので、前世紀よりも敷居が高くなっちゃったように思います。

あーやっぱり石ノ森章太郎ですよねー。そういえば宮城県て石ノ森章太郎とかジョジョの作者の荒木飛呂彦とか大友克洋とかなにげに大物マンガ家が多いですよねー。
石ノ森萬画館にも何度か行ったことあるけど、ジョジョ展観に仙台に行ったこともあります。
実は石ノ森作品で初めて見たのが特撮の仮面ライダーV3だったんですよねー。
マンガ読むようになったのは、読み書きができるようになった小学生以降で手塚マンガも読むようになったのは小学生以降なので、自分のなかでは石ノ森章太郎が原体験といっても過言ではないと思いますね。
何より死後も毎年新作の仮面ライダーが作られてるのはすごいと思います。

No title

おお、以前ブログで書かれていた、
当選して見に行った対談ですね(´∀`)
この2人が対談するという機会も、
それを見に行けるという機会も貴重ですし本当に当たって良かったですね。
やっぱり漫画で評価される評判はよく聞くというのはありますが、
自分自身の話を本人の口から聞ける機会はなかなかないので、
本当に貴重な機会で羨ましいです^^
ミニ色紙の方も豪華な組み合わせですし良い思い出になりそうです(´∀`)

No title

パラベラム中尉、こんばんわ(・∀・)ノ

ライバルというか共に激戦を勝ち抜いてきた戦友という感じですよねー。
さいとうたかをと小池一夫が袂を分かってしまったのも、小池一夫がさいとうプロから独立したときにさいとうプロのスタッフだったマンガ家が小池一夫に追従する形で7人も辞めちゃってんですよねー。
さいとうプロからは小池一夫がスタッフを引き抜いたと思われて、当時の関係は険悪なものだったようです。

ですよねー、やっぱりトキワ荘はすごいですよねー。ちばてつやもさいとうたかをもトキワ荘のメンバーではありませんでしたが、トキワ荘には大物マンガ家も集っていたように思います。
足立区といえば下町ですが三谷は荒川区でしたっけ。

そうですね、お互い肥満と高血圧は改善したいですよね(;^_^A
自分は『はたらく細胞black』を見てからダイエットを始めました。

No title

よしおさん、こんばんわ(・∀・)ノ

そうですね、対談聞きに来る人は皆好きだから聞きに来ると思いますよ。

No title

MMさん、こんばん(=^ω^=)ノニャーン

今回は〆切ギリギリで応募した座談会でしたが、抽選に通って本当によかったです。
MMさんもジョーが好きでとっても嬉しいです(*´∇`*)
ゴルゴは普段は飛ばし読みしてるけど、たまに面白い話もありますよね。
そうですね、最近は著名なマンガ家や声優の訃報が相次いでるので、
さいとうたかをとちばてつやには長生きしてほしいですよね。

いえいえ、こちらこそいつも拍手とコメントありがとうございます\(^o^)/

No title

とっつぁんさん、こんばんわ(・∀・)ノ

やっぱこのふたりは超有名ですよねー\(^o^)/
あしたのジョーもゴルゴ13も国民的ヒーローですよねー\(^o^)/
ですよねー60年もマンガを描き続けてきたのはもう偉業といってもいいですよねー。

「40、50は鼻たれ小僧」といってたのは司会の由田編集長だったと思いますが、
さいとうたかをとちばてつやの前では
由田編集長も鼻たれ小僧にしか見えませんでした。

そうですね、また自分の宝物がひとつ増えました。

No title

ichanさん、こんばんわ(・∀・)ノ

自分も以前はこのふたりにはあまり興味がありませんでしたが、
さいとうたかをとちばてつやが石ノ森章太郎展のゲスト対談でたまたま聞いた話が
面白かったので、石ノ森章太郎つながりで両氏にも興味を持つようになりました。

やはりマンガ家を60年もやってるふたりの長老のいうことには厚みがあります。

No title

キョウ頭さん、こんばんわ(・∀・)ノ

ええそりゃあもう濃い対談でしたよー。
貸本とか引き揚げとか時代を感じさせる言葉がバンバン出てきましたしねー。
その割には母親の話ばかりで父親の話が殆ど出てきませんでしたが(´・ω・`)

No title

荒ぶるプリンさん、こんばんわ(・∀・)ノ

ええそりゃあもうガッツリ聞き応えのある対談でしたよー\(^o^)/
両氏の対談は一応雑誌に掲載されましたが、
誌面の都合で細かいところはカットされたり編集されてましたねー。
誌面ではライブの雰囲気までは描ききれないので、
対談見に行けて本当によかったです\(^o^)/

そうですね、ふたりには長生きしてほしいですよね。

No title

ミドリノマッキーさん、こんばんわ(・∀・)ノ

マッキーさんはのたり松太郎が好きなんですね。
のたり松太郎は以前日曜の朝にアニメ放送してたの、見たことあります。
対談見に行った後で、ビッグコミックにもふたりの対談が掲載されましたが、
文章では会場の雰囲気やライブ感は伝わってこないので、
対談見に行けて本当によかったです\(^o^)/

さいとうたかをに関しては描いてるマンガよりも
本人の石ノ森章太郎との話が面白かったですね(´・ω・`)
石ノ森章太郎との話は書籍でも読めますが、
本人が話してるのを直に聞くのが一番です(`・ω・´)b

最近は著名な声優やマンガ家の訃報が相次いでますが、
ちばてつやとさいとうたかをには長生きしてほしいですよね。

No title

LandMさん、こんばんわ(・∀・)ノ

LandMさんもゴルゴが好きなんですねー。
小説はファンタジーっぽいものが多いみたいなので、ちょっと意外でしたが、
LandMさんは守備範囲が広いんですね。
ゴルゴはコンビニで総集編とか売ってますよねー。
自分もゴルゴの総集編2、3冊持ってます。

たしかにあれほどハードボイルドな劇画は出てこないでしょうねー。
マンガにおけるギャグの要素をほぼ完全にオミットしてますしねー。
平成世代には一回りしてギャグマンガと見られてるようですが(´・ω・`)

No title

ツバサさん、おはようございます\(^o^)/

ええふたりの対談見に行けて本当によかったです\(^o^)/
先月は予想外に映画観に行ったので、予想外に記事にするのが遅れて
しまいましたが、やっと記事にまとめることができました。
ちばてつやとさいとうたかをの石ノ森章太郎との思い出話やトキワ荘の
メンバーとの交流など、本人の口から直に聞く話だからこそライブ感を
肌で感じることができたと思います。
ミニ色紙はビッグコミックで抽選5名にもらえる読者プレゼントだったので、
対談見に行けて本当によかったです\(^o^)/

No title

こんにちは( ¯﹀¯ )/+*

漫画界ではレジェンドと呼ばれる方(しかもお二方)にお会いできて羨ましいです(*' ')*
「あしたのジョー」は実家に兄が買った単行本があります。
「ゴルゴ13」は行きつけの理髪店で順番待ちをしている時に、
お店に置いてあるのをよく読んでいます。

手塚治虫氏が負けず嫌いだったという話はよく聞きますね。
「AKIRA」の大友克洋氏が漫画の賞を獲った時に
「俺だってその気になれば(AKIRAのような漫画を)描けるんだよ」と言ったとか…

No title

らすさん、おはようございまーす\(^o^)/

ちばてつやとさいとうたかをのトークライブ見に行ったのは今回で2回目になりなすが、お二方の同世代のマンガ家や声優の訃報が続いていたので、見に行けて本当によかったです。

手塚治虫の負けず嫌いは有名ですよねー(´・ω・`)
あしたのジョーを見て「こんなマンガのどこが面白いんだ」と悔しがったと聞くし、さいとうたかをは手塚治虫から「こうゆう子供らしくないマンガはよくない」といわれたと聞きます。
さいとうたかをは少年時代に手塚治虫の家の近所に住んでたそうですが、手塚邸に突然訪ねてきて門前払いされてさいとうたかをを窓から手塚治虫が眺めていたと聞きます。
恐らく作家の本能でさいとうたかをを将来のライバルと予見してたようにも思います。
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ASDponch

Author:ASDponch
地上最強の芸術の場外乱闘者を目指し日々孤軍奮闘する自閉症スペクトラム障害(ASD)ponchの自堕落な日常と、社会からはみ出したアウトサイダーの駄話を書いています。
最近はすみっこぐらしにもハマってます。すみっこ仲間絶賛募集中ッッ\(^o^)/

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