常総で2人の死亡確認、栃木でも１人 豪雨の死者７人に
記録的豪雨で鬼怒川が氾濫（はんらん）した茨城県常総市で１３日、男性２人が倒れているのが見つかり、死亡が確認された。栃木県栃木市でも男性１人の遺体が見つかった。今回の豪雨による死者は、これまでの４人に加え計７人になった。
茨城県警によると、１３日午前１１時４５分ごろ、常総市新石下の水田で男性が心肺停止状態で倒れているのが見つかった。住所・職業不詳の布施政昭さん（５１）と判明し、死亡が確認された。同市三坂町の水田でも同日午後１時５５分ごろ、うつぶせで倒れていた男性が見つかり、死亡が確認された。市内では１５人の安否が不明のままで、茨城県警は身元の確認を急いでいる。茨城県によると、布施さんは１５人の不明者には含まれていなかったという。
また、１３日午前６時半ごろ、栃木県栃木市藤岡町甲で、冠水した田畑に軽乗用車が水没しているのを警戒中の市職員が見つけ、消防署に通報した。市消防本部の救急隊員らが駆けつけ、車内から男性１人を発見。約１時間後に現場で死亡が確認された。
栃木署によると、男性は同市藤岡町藤岡の職業不詳小倉治さん（６８）。死因は水死とみられる。署によると、小倉さんは軽乗用車内の後部の荷室内でうつぶせの状態で浮いており、車両は農道から約２０メートルほど離れた水田内にあったという。一帯は豪雨の影響で南北２千メートル、東西８００メートルの範囲が冠水しており、救急隊員らはボートを使い車両に近づいたという。
今回の関東と東北の豪雨では、１２日までに栃木県で２人、宮城県で２人の死亡が確認されていた。
朝日新聞社9月13日 20時00分
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時事通信社 9月13日 21時12分
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宮城県といえば、東日本大震災で死者行方不明者最多数の被災地ですが、航空写真を見た限りでは、津波が来たとしか思えないような惨状ですね。
宮城県は震災前と震災後に何度か観光に訪れてますが、来年も行こうかなと思います。
栃木県は母方の田舎なので、母は郷里の被災にはことのほか心を痛めてましたね。お彼岸にはお墓参りに行きたいと思います。
被災地の方々には、この場を借りて、改めてお見舞い申し上げます。
