LINN プリアンプ　KAIRNの修理　シーズン８　－その２－

こんばんは、Tomです。今日は朝から雲一つないピーカンの秋晴れでした。日中もポカポカ陽気でした。素晴らしい！
さて、今日の記事はLINNのプリアンプKAIRNの修理の続き、－その２－です。
前回は、たまたまLEDが光ったのですが、やはり時間が経って電源を入れると、LEDが光らなくなりました。そこで、今回は本格的に修理を開始します。

１．再度バラシ
基板を再度バラします。

２．電解コンデンサの交換
CPUは動いているし、周辺のICも動いているのでTomにとってどこが悪いのかわからないので、まずはこれまで唯一交換していなかったこの場所の電解コンデンサ４個を交換します。

電解コンデンサを取り外して、容量を測るとちゃんと22μFありますね。

でも新しいものと交換します。

３．基板の部品の再ハンダ
ハンダの接触不良の可能性もあるので、一応すべての部品の再ハンダ付けを行います。

再ハンダが終了しました。

電解コンデンサもこの通り。

４．動作確認
それでは、動作を確認します。
電源ON！
ちゃんと動作しますね。

その後何度も電源のON/OFFを繰り返してみましたが、大丈夫の様です。

５．電池フォルダーも交換
これまでついていた電池フォルダーは真ん中の電池が飛び出すので、新しいものと交換しました。

そして、結束バンドで充電池を固定します。

フロントパネルを固定するとこんな感じ。

６．洗浄
それでは、洗浄を行います。

１）TOPカバー

２）フロントパネル

３）リアパネル

端子の接点洗浄

７．仕上げ
最後に仕上げをします。

完了！
もう前も後ろもピッカピカです。まるで新品！

８．最後の動作確認
最後にもう一度動作を確認します。

大丈夫ですね。
良かったです！
後は、少し様子を見ますね。