日日平安part2

日常を思うままに語り、見たままに写真を撮ったりしています。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

星空から見るこの星への想い

寒くも暑くもない穏やかな季節になった。過ぎし昔をふと思いながらの星空も、なかなか粋なものである。 おおぐま座の一部である北斗七星は、北の空を沈むことなくまわりつづける。ギリシャ神話では、主神ゼウスの寵愛を受けた妖精に、激怒したお后のヘラが妖…

モノのインターネットのこと

IoT(Internet of Things)とはモノのインターネットの略である。最近、耳にすることがとても多い。 スマートフォンの普及など、センサーの小型化・低価格化が進み、センサーを搭載できる機器が増えたことがその背景。 世界のIoT市場は…

ネットの先にある意外な何か

数日前におもしろい記事を見た。東京大の研究グループが、極薄の有機ELディスプレーを開発したという。どれくらいの薄さかというと、皮膚に貼れるくらいなのだ。 厚さ3マイクロメートルほどのディスプレーは、人の表皮の1割ほどの薄さで、くしゃくしゃに…

こころの伴わぬ資格保持者達

世界の肥満や体重超過の人は約21億人とのことである。肥満率の高いメキシコ市では、<スクワットを10回やれば地下鉄やバスが無料>との奇策。いつか読んだ記事だが、今でも続いているのか。 そのカウントは、専用機械の上でひざの屈伸運動をする。その光…

受け取り方・憶測の違いとは

中国の留学生が日本の食堂に入り“力うどん”を頼んだという。運ばれた料理をじっと見ながら<蚊は?>。 小話である。片仮名の“カ”と漢字の“力”はよく似ている。四川、広東には“蚊の目玉のスープ”なる料理があるらしい。本当に蚊の目玉かどうか定かではないが…

凡人は真似するが偉人は盗む

親族を装う振り込ませ詐欺の被害は、7割が首都圏(1都3県)に集中しているという。付け焼き刃の方言でボロは出したくない、というのが犯人の心理らしい。 方言には効用があるようだ。地元の人同士のつながりを強めることで、人の心を故郷につなぎ留める役割…

幸福な偶然とそれ以外の偶然

理学博士・鈴木章さんがノーベル化学賞を受賞したとき、“セレンディピティ”という英語を記者会見で使った。“幸せな偶然”のことだという。 どこに隠れているか分からない幸運を見逃さずに新たな発見につなげよ、との趣旨であろう。それでも人は“不幸な偶然”に…

AIとビッグデータの繋ぎ先

トヨタ自動車が、米マイクロソフト(MS)との合弁で、(米国に)車から集める“ビッグデータ分析”のための会社を設けたという。数日前の新聞記事にあった。 車のIT化を担う人材確保と、分析結果を自動運転に生かす。先行のグーグルを追い、車各社のIT人材争…

魯山人がお宝とは知らぬが仏

フランスの画家・ポール・ゴーギャンはタヒチ島の人々から“人間を作る人間”と呼ばれたという。絵筆で人間を作り出す風変わりな人物を見た(画家という職業を知らない)地元民の目には、そのように映ったようだ。 その人が残した作品もまた、奇異な放浪をしたよ…

3月から4月への教訓とは?

今は死語なのかどうか。<月月火水木金金>という言葉がある。休み返上で働くことを、こんなふうに呼んでいた。 1週間やりすごして、やっと土日が・・・と思った矢先、また仕事が入り休みなしの週が連続する。景気の良い時代であったが、人手不足のツケがよ…