周辺線量の積算値よりも、個人線量計が低くなる理由は?
↓こちらのまとめだけ、読んで頂いても結構です。
発端は、「伊達全市民のガラスバッジ測定結果が、各区域を代表する平均空間線量率から推定した予測値よりも大幅に低い」という報道だと思う…
『66.3%が1ミリシーベルト未満 伊達市の外部被ばく検査分析 実測値は予測の半分』(福島民報)http://t.co/Y1SztckkOO 「子どもは学校など放射線量が低い所で生活する時間が長く被ばく線量も低くなったのではないか」 https://t.co/EaZcbeSUAa
2013-11-23 14:21:58(福島民報)【伊達市の外部被ばく検査分析 実測値は予測の半分】http://t.co/qImfKFUhxm 全市民のガラスバッジ測定結果と,住所ごとの空間線量から国が示す計算式で計算した予測値を比較.予測1mSvの地区での実測値は52%,予測5.4mSvの地区での実測値は35%
2013-11-23 06:41:40胸部または腹部の前面に装着した個人線量計には、身体で遮蔽された被ばく分も含まれるのか?(言い換えると…背中・お尻・足など身体全体の被ばく量も含まれるのか?) ←これが懐疑的な人達の疑問かと思うが…
その1…
@wiskij @hayano ガラスバッジや積算線量計は背面からの分が部分的に遮蔽されることによって、むしろ真の実効線量とほぼ一致する。遮蔽されないサーベイメーターの測定値は実効線量に対しては過大な評価。これは、そのように校正されているから。
2013-11-23 12:57:04@wiskij @hayano 線量の測定値と実効線量の関係を簡単にまとめました。結論は、積算線量計やガラスバッジの測定値が真の実効線量に近い、です http://t.co/opMRsbL3Xg
2013-11-23 12:58:53全周囲からの被曝分の総量がほぼ正しく出ます。それが「校正されている」ということ “@wiskij: 人体は全周囲で被曝してるのでは? RT @kikumaco ガラスバッジや積算線量計は背面からの分が部分的に遮蔽されることによって、むしろ真の実効線量とほぼ一致する。”
2013-11-23 13:06:20@wiskij 人体による遮蔽によって背面からの放射線が減る分(その分だけ人が被曝している)がガラスバッジの校正には考慮されており、ガラスバッジの測定値は人体が全周囲から受ける被曝による実効線量とほぼ一致します。サーベイメーターはそれよりも数10%過大な数値を出します
2013-11-23 13:09:27@wiskij はい、ガラスバッジや積算線量計が、実際の被曝量をほぼ正しく表示していると考えればいいです。空間線量からの推定値が過大になることは以前から指摘されていましたが、2倍や3倍の違いであることが実データではっきりしたわけです
2013-11-23 13:17:31- キクマコさんのツイート読んでいた節子の反応…
線量計はJIS規格で1cm線量当量を表示するように決められています。なので、何をどう言おうと、地面にばらまかれた状態では、ただの過少評価だす。残念でした。
2013-11-23 19:06:47個人線量計のJIS規格 http://t.co/3RKDG5QUN9 個人モニタリング用の対象線量 この規格で対象とする線量は,シーベルト (Sv) の単位で表される個人にかかわる 1cm 線量当量及び個人にかかわる 70µm 線量当量とする。
2013-11-23 19:09:52その2…
サーベイメータで測定する周辺線量当量よりも、ガラスバッジで測定する個人線量当量の方が、測定値が低く出る理由↓ https://t.co/lbJlft5bIm https://t.co/6tR72zlfyQ しばらく前から私が放射線計測を追いかけていたのは、これを知りたかったから。
2013-11-26 20:56:16- ↑での引用ツイート…
<ガラスバッジとサーベイメータの関係について☆1> ・周囲360°地面のある斜め下から放射線を受ける状況では、後方からの放射線が遮られる分,個人線量計はサーベイメータ(空間線量計)に比べ少ない値を表示します. (以上、https://t.co/NyFZi0lkue →[4]より)
2013-11-26 03:47:58「放射線測定についての少し詳しい解説」 <線量管理基準を空間線量からの推定値いから,個人線量測定に切り替える事>の技術的な意味を詳しくまとめました. https://t.co/2hW1A6dAgf 随時加筆修正していきます.
2013-11-23 11:22:10<ガラスバッジとサーベイメータの関係について☆2> ・周辺線量当量に比べ個人線量計の値は、 ☆成人・15歳児の体格の場合→約0.7倍 ☆10歳児・5歳児・1歳児→0.7倍より大きくなる(人体による遮蔽厚さが薄いため) というシミュレーション結果があります. (以上、同[4]より)
2013-11-26 03:53:35