今日のタイトルマッチで一番目立っていたのは、観客席のデーブ・スペクターだった。外人顔なのではっきり分かる。
で、亀田が勝っても負けても賞味期限は過ぎている、と書いたが、それぐらいつまらない試合展開になった。
実に普通の試合で、山場もなく淡々と12ラウンドが過ぎていった。途中でやばい、と思ったのか亀田が時折トリッキーな動きでランダエタを挑発するものの、会場はシ~ン。
さすがにタイトルマッチなので、何回で倒すなんて!なんてKO宣言もなく、「36分間相手の顔面にパンチを打ち込む」といっていたように12ラウンドまで持ち込まれた。
ま、今回の試合は挑戦者のランダエタに見せ場はなく、ド素人が見ても亀田の圧倒的な判定勝ちだった。
ただ、試合前に「36分」といっているように12ラウンドまで行くことは予定調和だった、としか思えない。
最初から犯人が分かっているつまらない推理ドラマを見させられているようだった。
パチンコ店は遠隔操作をしている、と信じて疑わない人がいるように、今日の試合は、ランダエタにファイトマネーとは別に金を包んで、倒れなくてもいいから、12ラウンドまで持ち込むように協栄ジムが画策したのではないか、と疑いたくなった。
そう、八百長疑惑だ。
もはや大口をたたいても、亀田の興味は薄れる一方だ。もう、慣れてきた。それは飽きへとつながる。
亀田が勝って日本中の茶の間が、がっかりしたことだろう。
会場には空席も結構あったが、これ以上亀田一家を付け上がらせないためには無視することが一番だ。
追記
サイバッチが早くも八百長疑惑を取材しているようだ。
人気ブログランキン