紅白で氣志團が出たのは前半の12組目ぐらい。時間ははっきり覚えていないが、プライドをはっきり意識したものだった。この時間帯の対戦が誰だったのか。
まさに、「打倒! 格闘技」が前面に出た演出だった。
バックダンサーに小川直也や吉田秀彦、さらにはボビーのそっくりさんらが一杯出ている。圧巻は曙が前のめりでカエルダウンを喫した負け方のパロディーだ。それをご丁寧なことに天井からのカメラが捉える。フジテレビのお株を奪うものだ。NHKらしからぬ演出だ。視聴率を取るためには何でもやるのか、といいたい。
ゴリエのバックダンサーがフジテレビの目玉マークを作ったぐらいの演出で十分、一皮剥けている。
曙のダウンシーンはやりすぎだろう。本人が見たら笑えない。彼には家族も子供もいる。曙の屈辱のシーンをこんな形でやる必要性がどこにあるというのだろう。
ボビー戦では予想通り、曙の負け。NHKもそれを見越しての演出だろう。
これ、恐らく曙の関係者からNHKに抗議の電話も入っているはずだと思う。
年末の最後にまた味噌をつけることになったみなさまのNHKであった。
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