とある大手ホールでの出来事。
女子更衣室でいままでなかった壁掛け時計が取り付けられた。
みんなが壁掛け時計が掛けられたことにスルーする中、一人の女性スタッフが「あれ?」と疑問に思った。
嫌な予感は当たった。
時計を調べてみるとこれが盗撮用のものだった。
SDカードで録画していたのだが、それを確認すると時計を仕掛けた人物が映っていた。
何と、それは店長だった。
女性スタッフは会社に報告するのではなく、店長に「会社には報告しないから」と示談を持ち掛けた。
店長は盗撮犯で弱みを握られているのだが、この女性スタッフはある意味恐喝罪である。
結局のところ、この話は店長の上司に伝わることになったのが、彼が取った行動が意外だった。
喧嘩両成敗ではないが、2人を異動させることで決着した。
要はこの問題が社長に伝われば、上司は部下である店長やスタッフの監督不行き届きを咎められる。
店長は降格になることもなく、上司がスキャンダルをもみ消した。
自分の盗撮という性癖を抑えられない店長は、また犯罪を繰り返す可能性が大。
腐りきっている大手ホール組織である。