夏の甲子園・高校野球で宮崎商業にひきつづき、東北学院の2校が選手にコロナ感染者が出たとして、出場を辞退した。
生徒を引率する先生の間では「朝日新聞は東京オリンピックは中止を訴えていたんだから、甲子園も中止にして欲しい。その方がすっきりする。選手のストレスは相当で、PCR検査の結果を聞くまでのストレスがノイローゼとなり吐くものもいるほど」と宿舎での緊迫感を露呈する。
それでなくても、長雨で順延に次ぐ順延。
かといって練習できるわけでもなく、ガイドラインに沿ってひたすら宿舎でワイワイ騒ぐことも、会話することも禁じられ、ひたすら耐えるしかない。
選手の間では自分が感染したら「チームに迷惑がかかる」というプレッシャーがストレスになっていく。
熱は毎日測るが、喉が痛くても正直に言うべきかどうか。それが雨による順延でストレスはピークに達している。
先生にしても自分が感染したら選手に迷惑がかかる。
「中止は悔しいが、早くストレスから解放させたい」と本音が漏れる。
デルタ株はどんなに厳しくしても感染する。
陽性反応が出ても無症状なら試合させるぐらいの度胸が必要だろう。