ほうれん草　439 太田道灌

昨夜、Baba is Youというゲームをしました。初めて面白いと思うゲームに出会いましたが、頭が興奮したのか眠れず、遅く起きてしまいました。それでも嫁さんの合格祈願に海沿いを走ってきました。

「日本史1200人」439 太田道灌(ﾄﾞｳｶﾝ；1432〜1486)

武蔵守護代・扇谷上杉家の家宰。1456年、父・道真から家督を譲られ以後、上杉政真・定正の扇谷家2代にわたって補佐して、28年に及ぶ享徳の乱を戦った。古河公方側と戦うために入間郡に河越城、埼玉郡に岩槻城を築き、更に豊嶋郡に江戸城を築城した。“霊夢のお告げ”あるいは“吉兆の魚”によって江戸の地に城を築いたとされている。道灌の活躍によって主家扇谷家の勢力は大きく増し、道灌の威望も絶大なものになっていった。1486年、扇谷上杉定正に招かれた道灌は、入浴後に風呂場の小口から出たところを、曽我兵庫に襲われ暗殺された。死に際に「当方滅亡」と言い残したという。自分がいなくなれば扇谷上杉家に未来はないという予言であった。

「江戸城やほうれん草も悔し泣き　太田道灌　に　端遊」

ほうれん草が2月の季語です。ポパイになれば暗殺なんか・・・江戸城城主となった道灌は、ここで兵士の鍛錬に勤しみ、城内に弓場を設けて士卒に日々稽古をさせて、怠ける者からは罰金を取り、それを兵たちへの茶代に充てたといいます。

習字は、「江戸城や」は強く、「ほうれん草も」は弱く、「悔し泣き」は悔しげに、というつもりで書きました。