童貞見聞録

アラサー超えてアラフォーのセクシャルマイノリティ童貞野郎が心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつけるブログ

2023年12月10日

今日は、かつて同僚で仲良くしていた方と久々に会って昼食を一緒に食べた。
お互い研究分野も手法も全く異なるのだけれど、居室が近かったということで話すようになり、プライベートでも遊ぶようになり、何と結婚式にも呼ばれている。

今から考えると本当に不思議なのだが、僕は、彼と彼の奥さん(当時はまだ結婚前だったかも)と3人で映画を観に行ったことが2回ほどある。
どうしてそうなったのか、自分でも良く分からない。
確か奥さんがホラー映画が好きと聞いて、じゃあ一緒に行きましょうみたいな話になり、確か1本は「新感染」だったと思う。
映画の後に食事をしながら楽しく感想戦をして、別に普通に友達と会って遊んだのと全く変わらない1日だった。

思い返してみると、友達や同僚のパートナー込みで遊ぶ、みたいなことはこの一件以外にも何回かある。
最も古い友人(女性)などは、何なら旦那さんの方が仲良いくらいで、近くに住んでいた頃は良く3人で遊んでいた。
割と年上の同僚のご夫妻に誘っていただいて、花火大会に出かけたこともある。
誘ってもらえると嬉しいし、知らない人には須らく興味があるので、いつもホイホイ出かけてしまう。
こんな風に書くと、ものすごくコミュニケーション能力に長けた明るい人物を想像するかも知れないが、実際はそんなことはない。
知らない人だらけの集団に放り込まれて、どんどん話しかけるような真似は全然出来ない。
知っている人を介して話すことはできるので、友人や同僚に誘われて…というシチュエーションはとても都合が良い。

ただ、そもそもどうして誘ってもらえるのか、ということを考えてみると、きっと僕に性の匂いがしないことが大きいんじゃないかと思っている。
要するに、男でも女でもないような奴なので、安心感を持ってもらえるのかも知れない。
そういう意味では、特にストレスなく接してもらえて、しかも僕の好奇心も満たされて、何だかとても得をしているような気持ちになる。
悩みも多いけれど、悪いことだけではないようだ。