天使の3P! 第09話 「たどりつくのが遅かったら溺れる神様を救えなかったかもしれない小学生達」
「君が本物の霧夢?」
「ごめんね。響。これまでの事は全部私が黒幕なの。」
前回からの続きで、響の前に本物の霧夢が登場したところから始まります。
つまり柚葉は偽物の霧夢だったということになるわけですが、響からすれば
いきなり偽物とか本物とか言われてもすぐには飲み込みにくいでしょうね。
とにかく、柚葉はこの尾城小梅という巫女少女から命じられるままに霧夢に
成りすましていたようですわ。
でもまぁこういう事をしたのは神社の因習が要因でもあるから、少々イタズラが
やり過ぎだったとはいえ、こんな小さな子を責めるのは可哀想かもね。
とりあえず、また新たな可愛いキャラが増えて始まった今回のお話でした。
「・・・・・・霧夢はこれでいいのかな?自分の意志とは関係なしに貴龍神社に
繋ぎ止められている人生で。」
「相手の気持が分からない時は聞いて確かめる。そしてこっちの気持ちをちゃんと
伝える。・・・・・・だよね?」
「はむ。」
「うん。それがリトルウイングのポリシーです。」
響達は神社に戻った霧夢の事を心配して会いに行こうとしていたのは良かった。
村の因習との違いはあれど、響は引きこもり生活の寂しさをよく知っているので、
何とか霧夢に救いの手を差し伸べてあげたくなるのでしょうね。
彼は見知らぬ人と接するのが苦手なところがありますが、困っている人がいたら
見捨てられない心優しさがありそうですわ。
あと、希美の言葉なんかはちょっと良かったんじゃないでしょうか。
「ポリシー」という難しい言葉を使う潤もなかなか賢いです。
「えへへ♪響さん、お困りですか?お困りですね?」
潤が貴龍神社の中に霧夢がいるかどうかを耳を澄ませて確認したところが面白い。
潤はあまり響に対してラブラブな態度を取ったりしていないのもあって、存在感が
薄くなりがちなところが気になっているのですが、こういうシーンなどでもっと響と
絡んでいってくれると嬉しいなぁっと思います。
このままでは響と桜花がくっつきそうな雰囲気ですからねぇ・・・・・・。
「霧夢は本当に今のままでいいの?霧夢を終わりにしちゃって何もかも・・・・・・」
「うるさい!もう付きまとわないで!」
響は霧夢に語りかけてみるものの、霧夢から拒絶されてしまいました。
もう霧夢が正体を明かした時には響と縁を切る覚悟の上だったのでしょうね。
でも響の事を独占したいほど嫉妬心がありましたから、そう簡単に彼の事を
忘れることができるのかどうかがポイントになります。
「私、どこで間違っちゃったのかな?響との距離・・・・・・。」
霧夢は響と離れてしまうキッカケとなった自分の行為を悔やんでいました。
彼女にとっては他人と唯一触れ合う機会というのはネット上の響だけだったので、
響が潤達ばかり気にかけてネットで語り合えなくなったから寂しかったのでしょう。
今の霧夢は柚葉がいるとはいえ、孤独になったも同然だから悲しいはず。
そこで響がそんな境遇の彼女を救い出せるようなアイデアを考えるのですけど、
この島おこしのイベントにおいて何をやろうとするのかが楽しみでした。
「は、初めまして。リヤン・ド・ファミユです(汗)」
島おこしのイベントが始まると、潤達がステージに上ってライブを始めます。
教会でのライブよりも観客が多いから緊張して噛んじゃうのは仕方ないかな。
まだ希美の方が喋るのが得意そうだから、彼女がMCをやってもいいかもね。
あと、地元の島太鼓とのコラボも実現していたし、少し感動的な演奏でした。
いつもドラムを叩いているそらがメインボーカルを務めたのも良かったです♪
私としては今回はそらのボーカルが一番の注目シーンでした(*´ω`*)
「いい加減にしろぉぉぉーーーっ!!!私のことだけほっぽり出して、楽しそうに
盛り上がっているんじゃないわよっ!!!この愚民どもがぁぁぁ!!!!」
「霧夢。やっとまた会えたね。」
霧夢がイベント中に怒りながら乱入してきた時は何事かと思いましたよ(笑)
なるほどねぇ。響は天照大神の天岩戸の伝説をヒントにしたというわけか。
それでも、こんなにあっさりと出てきたのには苦笑いです。
あと、ここで霧夢が小百合さんの娘であることが明らかになっていました。
小百合さんも娘を救うためにこの島おこしを利用した作戦を考えていたようですし、
母子揃って裏から策略をめぐらすのが得意なのかもしれませんわ(苦笑)
とりあえず、これで霧夢が辛い因習から解放されそうなので良かったと思います。
いずれは古い因習の残るこの島全体も良い方向に変わってくれるといいですね。
今回は特別EDです。
霧夢が潤達の演奏を聞いた上で素敵な女の子のイメージ画を描いていました。
響の携帯にメールを送っていたので、今後もネットでのやり取りは続きそうです。
とりあえず、霧夢が嫉妬したり、寂しがったりしない程度に、ちょくちょくと彼女と
チャットをしてあげた方がいいかもしれませんね(^ω^)
このアニメは美少女アニメですけど、結構真剣なやり取りを描いていると思います。
最初の頃は「ロウきゅーぶ」みたいなものという認識で見ていたのですが、今となっては
全く異なる雰囲気のアニメだなぁっという印象を持っています。
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