アイドル天使ようこそようこ 第32話 「アイStar危機一髪」
ようこがスタジオで歌のレコーディングを行っているところから始まります。
やはりアイドル歌手ですからCDの発売なんかも予定されているのでしょう。
ようこが順調に夢を叶えていっている様子が伺えます。
見ている私としては、サキの方がどうなるのかが気になっているのですけどね。
ようこは放っておいてもいつかは歌手になっていそうだなぁって思えるのですが、
サキは内気な性格のためにチャンスを掴むのが苦手そうだから心配です。
あと、若かりし頃の山下社長と原田さんと久美子さんの写真が飾られていましたが、
どうやら昔の3人はバンドを組んで音楽活動をやっていたみたいです。
それで新人賞を獲得していたので結構実力があった事が伺えます。
いったい彼らがどんな曲を作って歌っていたのか興味がありますわ。
そいうわけで今回は山下社長達にまつわるエピソードが描かれていました。
「久美子さんは社長にプロポーズしてほしいんだと思います。はい。」
「そうなんですか!?久美子さん?」
「そ・・・・・・そうよ。」
久美子さんが大手レコード会社の御曹司の宗介さんからプロポーズをされたので、
ようこ達が信じられないといった驚きの声を上げていました。
まだ久美子さんも結婚適齢期の若さなのだからプロポーズの1つはありますよね(笑)
ただ、久美子さんは山下社長に想いを寄せているから悩んじゃうところです。
ようこが久美子さんの気持ちをストレートに山下社長に教えてあげていましたし、
久美子さんも社長からのプロポーズを待っているとアピールしていましたので、
あとは社長の気持ち一つでハッピーウェディングだと思ったんですけどねぇ(苦笑)
山下社長は素っ気ない雰囲気で返事をしちゃうし、さらには仕事を回してほしいと
言っちゃう始末だから呆れて物が言えませんわ。
山下社長って仕事だけじゃなく、久美子さんに対しても情熱を全く見せないので、
いったい何を考えているのか掴みづらい性格をしていると思います。
あと久美子さんが見ていると「うる星やつら」の三宅しのぶと重なって見えます。
激怒してテーブルを持ち上げて叩きつけるところなんかは特に・・・・・・(笑)
当然、その後の久美子さんはヤケ酒を飲んで愚痴っておりましたわ。
原田さんって2人の間で仲裁役になっている感じで苦労してそうだなぁ(笑)
ここで「ムーンライト・キッス」が誕生してからの回想シーンが描かれていました。
最初はギターの山下社長とサックスの原田さんのコンビでスタートしたようですが、
そんな2人に興味を持った久美子さんが接近して本格的に活動が始まったみたいだ。
あとバンド名のムーンライト・キッスは原田さんが考えた事も明らかになります。
外見に似合わず意外とロマンチックな人なのかもしれないですね(^ω^)
ようこ達が第17話で結成した「ギャルズ」と似たようなパターンではありますけど、
山下社長達は新人賞を獲得したのだからよほど凄い実力を持っていたのでしょう。
このエピソードを見ると、第17話や第18話における山下社長がようこ達のギャルズを
冷ややかな目で見ていたのも少し納得できるような感じがしました。
逆を言えば、バンドを結成してメジャーデビューの夢を抱いた経験があるからこそ、
ようこやサキを昔の自分達を見るように応援してあげているような気がします。
「社長がさっさと久美子さんと結婚してれば、こんな事にはならなかったんだ!」
「こんな事だぁ?貴様こそさっさと久美子さん好きですの一言くらい言ってりゃ
こんな事にはならなかったんだ!」
原田さんが突然アイスタープロダクションを退社しようとしていたので、山下社長が
大急ぎで彼の所に駆けつけて説得をしていました。
普段は無気力な態度を見せてばかりだけど、たまには熱くなったりもするのでしょう。
とりあえず山下社長も原田さんも同時に久美子さんの事を好きになったみたいです。
だからお互いに親友を思いやって告白できなかったということなのかもね?
もちろん久美子さんが山下社長を好きなら原田さんはベタ降りするとは思うのですが、
山下社長は3人の絆が崩壊するのを嫌がって告白出来なかったものと考えられます。
これはよくある三角関係のパターンの1つと言ってもいいでしょうね。
「私、テレビのお仕事無くなっちゃうより、アイスターがどうにかなっちゃう方が
困るんです。はい。」
ようこがテレビ局の収録をドタキャンしてまで山下社長達を心配しに来ていました。
事務所の内輪揉めなんかで仕事を休むと歌手の道が絶たれかねないのですけど、
ようこにとっては山下社長達が仲良くしてくれる方がとても大切なのでしょう。
まぁこれは自分の事よりも他人を大切にする彼女らしい行動だなぁって思います。
しかし、残念ながら久美子さんは宗介さんとの結婚へと心が傾こうとしていました。
あの宗介さんの様子を見ると、結婚を考えなおした方がいい気もしたけどねw
とりあえず、このままでは3人の関係どころか、事務所の存続も危うい状況ですし、
ようこも歌手のお仕事ができなくなりそうだから大変でした。
今度は山下社長が原田さんに社長の席を譲って去っていこうとしていました(汗)
もう3人ともバラバラ状態だったので本当に元通りに戻れるのか心配しましたわ。
「これでいいんだわ。私さえ結婚すればいいんだわ。」
久美子さんがウェディングドレスを着て結婚の決意を固めていたのもヤバイ。
相手の男性の事をよく知らないはずなのによく結婚する気になったものだよ。
でもこの彼女の言葉には山下社長と原田さんの関係が修復できやすくするために、
他の男性と結婚しようとしているようにも感じられます。
とにかく3人とも他の2人を気遣おうとしてすれ違っているみたいだ。
「あっ!?原田!?」
「社長!?」
山下社長と原田さんが空港のロビーで遭遇しちゃうのは縁を感じますね。
離れようとしても同じ行動を取っちゃうくらい一蓮托生になってます(笑)
しかしこんな場所でも口喧嘩をし出すから困った2人です。
今回はこの2人が何回もケンカするところが見どころみたいなものでした(^ω^;)
その後、2人は亮さんからバイクを借りて結婚式場に向かっていました。
何だかんだ言ってても2人は仲が良いということなのでしょう。
こんな形で久美子さんを他の男性に横取りされたくない気持ちが伝わります。
「花嫁をさらいに来た。」
山下社長と原田さんが結婚式場に乗り込んできて久美子さんを取り戻していました。
久美子さんも宗介さんの軟弱な態度にキレて投げ飛ばしていたから恐ろしいw
とにかく結婚式が台無しになって良かったと思いますわ。
宗介さんにとってもね。
彼だと久美子さんのような気の強い女性は相性が悪いと思うしw
結局、久美子さんが山下社長と原田さんのどちらと結ばれるかは分かりませんが、
とりあえずこれからも3人で夢を売っていくお仕事を続けていくようでした。
このように3人は宙ぶらりんの関係のままでいた方が良いのかもしれませんね。
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