烈火の炎 第31話 「呪われし炎 「紅」の過去!!」
「烈火。さすが紅麗様の弟だって事だけはあるよ。私にこの技を使わせるなんてね。」
音遠が烈火と水鏡を倒すために会場を吹っ飛ばそうとするところから始まります。
彼女の「葬送曲(レクイエム)」という技は魔導具に使用者の魂を込めて使うので、
当然の事ながら彼女自身の命も落とす危険がありました。
自分の命を捨ててでも紅麗を守ろうとするのは凄い忠誠心があると思います。
とにかくこのままでは会場にいる全員が死んでしまうのは確実なので、烈火と
水鏡がどのように食い止めるのかにかかっています。
音遠と亜希と魅希が紅麗にメイドとして雇われる回想が描かれていました。
身寄りのない彼女達にとっては紅麗は命の恩人みたいなものなのかも。
だから紅麗のためにこんな厳しい戦いをしているのでしょうね。
あと、紅麗には紅という森光蘭の養女に惹かれているシーンもありました。
あの紅麗が実の母親以外に情を寄せるのは珍しいかもしれない!?
ただ森光蘭は紅麗が本当に人の感情を捨てているのか確かめるために
自分の養女の紅を殺してでも確かめていたので酷い奴ですわ。
普通なら紅麗ほどの力があれば森光蘭なんて一瞬で倒せるはずなのに、
紅と同様に体内に爆弾を埋め込まれているから従っているらしい(汗)
今のところは表向きには森光蘭に素直に従っている態度を見せていますけど、
彼の本心では本当に忠誠を誓っているのかどうか気になりますね。
紅麗は亡くなった紅の魂を炎の中に取り込んでいるシーンもありましたが、
それが彼の得意とする炎術の「紅」の誕生であることが明かされていました。
左目の火傷のアザも紅を死なせた戒めとしてつけられたみたいです。
音遠はそんな紅麗に同情して忠誠を誓うようになったといった感じでしょうか。
たしかにこの回想シーンの彼を見るとイメージが少し変わってくると思いました。
「紅麗様を傷つけようとする人間は誰一人として許さない。たとえこの命を
犠牲にしてでも守りぬいてみせる!!!」
音遠はついにエネルギーが溜まったので葬送曲(レクイエム)を発動させますが、
水鏡が閻水を地面に突き刺して「つらら舞」という技で応戦していました。
そこで音遠の持つ魔導具をピンポイントで粉砕していたからお見事です。
水鏡は水使いというよりも氷使いといった印象が強くなってきましたわ。
「竜之炎伍式!円(まどか)!!!
音遠が落下してくる時にステージのつららに突き刺さりそうになりますが、
そこで烈火が新たな八竜の「円」を呼び出して結界を張ってあげました。
このまま何もしなければ水鏡に美味しいところを持っていかれていたので、
ここで烈火は自分の見せ場を作って良かったと思います。
とりあえず、水鏡の技を烈火の炎の竜が食い止めたということになるから、
これはこれで烈火は水鏡以上に強さを発揮したとも言えそうですね。
「なぜ助けた?この上、生き恥を晒せというのか?」
「てめぇはすげぇムカつく。おまけに紅麗の手下だ。でもよ、てめぇが死んだら
泣く奴がいるんだぜ。目覚めが悪るいよ。」
「っ!?」
「音遠様(>ω<)」
「お姉さま(>ω<)」
烈火と水鏡が音遠を倒したことで、チーム火影が三回戦を突破出来ました。
ただ、音遠はこれからも変わらずに紅麗に忠誠を誓っていくようでしたので、
今までお世話になった恩というものを忘れられないということなのでしょうね。
でもまぁ結果的には音遠の命が救われたので今はこれで良いと思います。
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