2013/11/30

魔法のスターマジカルエミ　第14話「こてまり台花のステージ」

（C）ぴえろ

マジカル舞が念願のステージデビューを果たすお話です♪

舞がお祖母ちゃんからシアタービルでのステージを任されたので大喜びです。
初めてのワンマンショーですから当然気合が入るというものでしょうね。
それがエミのお仕事にも好影響を及ぼして素晴らしいマジックを披露してました。
もちろん舞でマジックを披露するとなると、上手くできるのかが問題ですよね。
エミとは違って魔法を使ってマジックができるわけじゃありませんし・・・。
今回は舞がどんなステージを見せてくれるのか楽しみな感じで始まります。

舞は家族にも初めてステージに立ってマジックショーをする事を話していました。
お母さんも舞の年齢の頃にステージに立ったのもあって祝福してあげてます。
その反対にマジックが嫌いなお父さんはちょっとご機嫌ナナメといった感じ。
愛娘の晴れ舞台なんだから少しくらいは喜んであげて良いのにね(＾ω＾；)

あと、舞は学校でも武蔵君にもワンマンショーの事を伝えていました。
そういえば感想で武蔵君の事に触れるのは初めてだったかな？
彼は小金井さんの息子です。性格は親子で全然似てないのですけどね。
でもとても真面目で良い男の子だと思います。
そんな彼が舞のために私設応援団を結成してくれたので素敵です。
その一方で、将は舞がショーをするのを聞いてあざ笑っていましたわ。
まるでステージで失敗するのが目に見えているかのように言ってた（苦笑）
舞が頑張ろうとしているのに酷いと思う(＾ω＾；)

舞はお祖母ちゃん達とワンマンショーのリハーサルを行おうとしていました。
そこで連れて行ってもらった場所というのがバーゲンセールの会場です。
てっきりビッグバンでの華やかなステージだと思い込んでいた舞はショック・・・。
まぁ冷静に考えてみればマジカルエミが出演しない公演に、それも全く無名の
小学生のマジックショーに大きなステージなんて任されるわけないよね(＾ω＾；)

今さらながら本当の事が言えないので舞は落ち込んでいました。
学校でも家でも皆が舞の初ステージを楽しみにしてくれていましたからねぇ。
特にクラスメイト達は横断幕まで作って応援しようとしてくれていたから
申し訳ない気持ちだったのでしょう。でも黙っておくのは良くないかな。
たとえバーゲンセールの会場でもショーをする事には変わりませんからね。

舞は精神的なプレッシャーによりとうとう体調を崩して寝込んでしまいます（汗）
もちろんこんな状態ではマジックショーを行う事なんて難しいでしょう。
そこで舞のお母さんがピンチヒッターでショーに出演しようとしてましたわ（笑）
もう可愛いフリフリの衣装を着て、思いっきりキャラ作りしてましたよ。
さすがに武蔵君や学校の皆は唖然とするしかないか(＾ω＾；)
これでマジカルおばさんとして人気が出ちゃったら現役復帰もありえそうだｗ



舞が寝込んでいる時のカーテンの揺らめきとか、窓からの木洩れ日などの
描写が少し印象的に感じます。こういうのもこの作品ならではの演出かな。
おそらく舞が心の中で穏やかな気持ちになってショーを見つめ直している事を
間接的に表現していたのではないかなぁって思います。
とにかくここで舞は恥ずかしがらずにステージに立つ決心をしていました！
やっぱり初めてステージに立てるチャンスですから逃したくありませんよね！
せっかくだからお母さんとの親子マジック競演をしても良かったのになぁ。

そして舞が衣装に着替えて念願の晴れ舞台に登場してきました！
輪を使ったマジックではマジカルエミのような華麗な手さばきをしてました。
結構上手い！これなら魔法を使わなくてもマジックが出来るように思えます！
さすがマジックを本気で目指しているだけあって練習を頑張ってるのかもね。

しかしながら、トランプカードを使ったマジックで失敗してたのはご愛嬌かなｗ
まだまだマジックの技術を極めるためには訓練が必要って事なのでしょう。
でもまぁ初めてにしては良い思い出のショーになったように思います(＾ω＾)

今回は舞がエミに変身することなく自分の力だけでマジックをするお話でした。
おそらく彼女がマジシャンを目指す上でどのように向き合っていくかを決める
重要な伏線の一つとして描かれていたように感じます。
基本的に1話完結でありながら、最終回に至るまでの重要ポイントとなる伏線を
盛り込んでいたりするので構成の上手い作品だと思います。