2013/12/07

魔法のスターマジカルエミ　第15話「風が残したかざぐるま」

（C）ぴえろ

舞が風を操る不思議な女の子と出会うお話です。

台風が通り過ぎたばかりの穏やかな日に舞が公園でマジックを披露してました。
もちろん不器用な舞の事ですから見事な失敗を披露して笑われていましたけどね（笑）
そんな舞達の様子をシェリーという可愛らしい女の子が眺めておりました。
見た感じは普通の女の子なのですけど、どこかミステリアスな雰囲気があります。
いきなり突風が吹いたりして風船を手元に手繰り寄せた感じにも見えましたからね。
ちなみに風が吹いた後に地面に渦巻き状の波紋が出来ていたのがポイントかな。
今回は舞達がシェリーと知り合った事で不思議な体験をするお話になっています。

舞はシェリーを家に招いて岬君の風船を拾ってくれたお礼をしてました。
ただシェリーがお母さんの手伝いをしようとしてバランスを崩した時に
また突風が吹き荒れて部屋の中がこちゃごちゃになってしまいます（汗）
あのシェリーの様子を見る限りでは彼女の仕業であるのは確実ですね。
そこで彼女がいったい何者なのかが気になってくるところでもありました。

シェリーは舞のお父さんの事をすっかり気に入ってしまっていました。
そんな彼女に舞がお父さんの欠点を並べ立てていたので笑っちゃいますわ。
もうお父さんは娘から煙たがられているのは間違いないですね(＾ω＾；)
それはいいとしてシェリーは舞のお父さんのどこを気に入ったんだろうね？
まだ会ったばかりですから一目惚れなのでしょうか？
トポはシェリーの超能力に気づいて後を尾行しようとしていましたけど、
ここでも突風が吹いて遠くへと飛ばされてしまっていました。
ますます彼女の正体が気になってくるところです。

次の日もシェリーはやって来てお父さんのお手伝いをしてあげていました。
またバランスを崩してお父さんの胸にもたれかかっておりましたけどね。
この子って相当なドジっ子なのかもしれません（笑）
トポはシェリーを怪しく思って舞に変身して会ってほしいとお願いしてました。
エミの魔法の影響力の下でシェリーの正体を見破るつもりです。

そこで舞がエミに変身して会ってみると、シェリーが妖精だという事を確認！
シェリーは正体を見破られたと思って自分が風の妖精である事を明かしてました。
前の台風の時に人間の世界にやって来たもののパワー不足のために妖精の国に
帰れなくなっていたようです。つまり半人前の妖精って事みたいですわ(＾ω＾)
そういうわけだからエミに力を貸してもらおうとしています。
でもこんなお願い事をするという事は、シェリーもまたエミの事を普通の
人間ではないと気づいていたところがあったのでしょうね。

小金井さんは台風の中でエミのマジックショーを行う計画を立てていました。
さすがにこんな嵐の中でマジックをやるなんて酷いような気もしますけどね（笑）
売れるためなら何だってするのが小金井さんのポリシーなのかもしれない(＾ω＾；)
まぁ今回はシェリーを妖精の国に帰らせるという目的もあるので、台風の中での
番組収録はとても良いタイミングだったと言えそうです。
でも他のマジカラットのメンバー達は大変だったでしょうけどね（苦笑）

「これで帰れるわ。ありがとう。舞ちゃん♪」
エミが魔法を使ってマジックを行うとシェリーが空へと昇っていきました。
やっぱりシェリーはすでにエミの正体には気づいていたみたいですね。
それと、お礼に台風を消し飛ばしてくれたのは有難いと思います。
台風嫌いのお父さんのためというのもあるみたいですけどね。
きっと気象庁の人はなぜ忽然と台風が消失したのか驚くだろうなぁ(＾ω＾；)

舞が再び公園でお父さんたちにマジックを披露すると風車が飛び出しました。
これはシェリーから舞へのちょっとしたプレゼントといったところかな。
シェリーはマジシャンを目指している舞を応援してあげているのでしょう。

シェリーとはほんの短い間の出会いとなりましたけど、きっと来年もまた
台風の季節がやって来た時には会いに来てくれるものと思います。
特に舞のお父さんがいる限りは絶対に会いに来てくれるでしょうね(＾ω＾)

今回は妖精との不思議な出会いを描いたお話でした。
この作品ではゲストとして登場する妖精のお話がこの後もいくつかあります。
私が好きな妖精のエピソードは後半の方で登場するのですけど、そのお話は
やや玄人向けのような難しい物語になっていますので、低年齢層の視聴者にも
分かりやすいエピソードとしては今回のお話がとても良いかもしれません。