口から出まかせ日記【表】

こんな寒かったっけ冬

ほし氏の花見は四季問わず -17-

 

ぶっちゃけ、今年の八月はちょっとイマイチな感じでした。これぞ夏の思い出って感じの、突き抜けた体験ができなかったからでしょう。ひたすら蒸し暑く、天気にも恵まれないしで、グダグダしてるうちに過ぎてしまいました。そのせいか、なんだか心にすうすうした隙間ができている感じがする。これを放っておくと、そこに碌でもないやつが住み着くものです。人間は魔除けのためにも、移動欲、そして冒険心は適宜満たさねばならぬ。


ということで、是非とも九月にはこれらの欲求を満たしたいところ。なんせ三連休が二度もあります。夏にぼんやりしてた日本国民はここでリベンジしろと言わんばかりじゃないか。てことで、私もいま計画を頑張って練ってます。どうか天気に恵まれろ。それと、なんだかんだと花の写真は撮ってまいりましたので、今回もご紹介させて頂こうと思います🌻

 

star-watch0705.hatenablog.com

 

 

 

一枚目。鉄砲百合(テッポウユリ)です。今年も我が家の庭にたくさん生えたので、水差しにして玄関に飾ってみました。けっこうええ感じ。しかし、庭に球根を植えたわけでもないのに、なんで自然と生えるのかが不思議だな〜と思って調べると、


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しかしテッポウユリももともとは種子で分布を広げていく。そのため、野生のテッポウユリは種子をつけて増える。ただし、種子をつけるためには、花を訪れた昆虫が花粉を運び、授粉しなければならない。


ってことだそうです。つまり、テッポウユリの花が咲き、昆虫がその花粉を運んで受粉するサイクルが成り立っているからこそ、我が家の庭でテッポウユリが毎年咲き誇るということでしょう。虫とテッポウユリに愛される我が家が誇らしい。まあ、確かにゴ○ブリ以外ウチは全部出ますぜ🕷️

 

 

二枚目は臭木(クサギ)の花。名の由来はそのまんま、枝や葉に悪臭があるからだそうですが、そんな安直な名前の付け方があっていいのでしょうか。あなたは体臭の強い自分の子に、臭男または臭子とつける勇気はありますか。そんなクサギですが、名前とは裏腹にこのように繊細で美しい花を咲かせるのです。ところでこの花って臭いんですか?(匂い嗅いでない)

 

 

三枚目は都草(ミヤコグサ)の花。風に靡くその佇まいや、花の淡い色合いだとか、間近で眺めていても夏に咲く花って感じがしませんね。季節から浮いてる感じがする。別名は「淀君草」といい、浅井長政の娘で、豊臣秀吉の側室であった淀殿が好んでいたことが由来とのこと。どうやら大阪城にたくさん生えていたらしいです。現在もでしょうか。誰か、今すぐちょっと大阪城に行って確認してきてください。コメント待ってます。ちなみに花言葉は「強い忍耐」

 

 

四枚目は千日紅(センニチコウ)。その中でも「ストロベリー・フィールズ」とも呼ばれるキバナセンニチコウ。確かにイチゴっぽさがあり、かわいい。ちなみに「百日紅」はサルスベリです。ってことはだ、「万日紅」「一日紅」とかもあるんじゃねと思いワクワクしながら調べてみると、特になんにもなくてがっかり。ただ、「花に十日の紅なし」という韓国由来の諺があり、「綺麗に咲いた花でも十日もすれば色褪せる」という意味なんだそうです。こうして花の儚さを撮り続けた先に何があるのだろう。

 

 
今回はこれで最後にしましょう。五枚目は屁糞葛(ヘクソカズラ)。最低最悪レベルのネーミングです。さっきの臭木といい、植物に心があったなら一生恨まれるような名前を平然とつけるその意識はどこからやってきた。しかも植物に関しては、その一族全てが代々にわたりその名で呼ばれるわけですから、呪詛ではないか。そんなヘクソカズラも、今の時期は小さくてかわいい花を咲かせます。帰り道で見かけるとちょっと心が癒える。ちなみに、花言葉は「人嫌い」「意外性のある」などなど。こんな名前をつけられればそりゃあね😅

 

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記事内容と全然関係ないですがoasis再結成おめでとう🎸

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