ウェブ1丁目図書館

ここはウェブ1丁目にある小さな図書館です。本の魅力をブログ形式でお伝えしています。なお、当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

2014-01-01から1年間の記事一覧

株式の長期投資は社会的意義のある企業を育てる

株式投資は、ただ持っているだけで値上がりした株式を売り楽して儲けること、日々の値動きにかじりついて頻繁に売買を繰り返して利ザヤを稼ぐ行為。きっと、多くの日本人がこのようなイメージを持っていることでしょう。そして、株式投資で儲けることに社会…

人間が見ているものは脳が勝手に想像したもの

人は、自分の眼で見たものを事実だと判断します。テーブルの上に真っ赤なリンゴが置いてあれば、それを見て「真っ赤なリンゴ」だと判断しますよね。何を当たり前のことをと思うでしょうが、実は、その真っ赤なリンゴはあなたが勝手に想像してそう思っている…

生命保険は終身保障ではなく収入保障保険を選ぶべき

突然ですが、あなたは生命保険に入っていますか?日本人は保険が大好きですから、多くの人が生命保険に入っていると思います。生命保険に加入するとき、保険会社が提示するいくつかのパッケージ商品の中から選んだという方は多いはず。僕も、生命保険に加入…

高杉晋作と芸者おうのの二人旅

幕末の長州藩を滅亡から救ったのは、間違いなく高杉晋作です。幕府の長州征伐におののいた藩首脳は、尊王攘夷派を一掃し幕府寄りの勢力である佐幕派が実権を握りました。この時、高杉晋作は長州にはいませんでした。しかし、事態を知った彼は騎兵隊を率いる…

欧米の植民地支配を回避した高杉晋作の交渉力

日本は、その歴史の中で一度も他国の植民地になったことがありません。島国だから、他国の侵略を受けにくかったということもあるでしょう。しかし、19世紀に入ると、欧米列強が軍艦で大海原を走り回り、島国を次々と植民地支配していったことを考えると、必…

競わせて才能を引き出す吉田松陰流教育術

幕末の長州藩士・吉田松陰は、松下村塾を開き藩士たちの教育にあたりました。子供から大人まで、様々な塾生が通う松下村塾は寺子屋のようでもあり大学のようなものでもありました。吉田松陰が、塾の中で最も目をかけていたのが久坂玄瑞(くさかげんずい)で…

吉田松陰の思想の基礎を築いた玉木文之進のスパルタ教育

明治維新の実現を語るうえで、欠かすことができないのが吉田松陰の存在でしょう。もしも、吉田松陰が長州藩で生まれなければ明治維新は違ったものになっていたかもしれません。彼は、高杉晋作や久坂玄瑞(くさかげんずい)など、幕末の勤王の志士たちに大き…

生命保険に加入する前に知っておきたい健康保険の高額療養費制度

日本人の保険好きは今に始まったことではありませんが、改めて考えてみると異常なほど様々な保険に加入しています。公的な保険で言えば健康保険と基礎年金にはほとんどの人が加入しており、それに加えて会社員であれば厚生年金や厚生年金基金などに入ってい…

株式の配当金を払わない会社は成長する

株式に投資して、何もせずに配当金をもらって暮らしていけたらいいのになと思っている方がいらっしゃるでしょう。できることなら、僕もそのような生活をしたいです。別に株式配当だけで暮らしていけなくても、毎年、安定して配当金を受け取ることができ、そ…

資産運用における分散投資で忘れがちな投資家の分散

資本主義の発達に伴って金融市場も発達を遂げてきました。そして、金融市場の発達は個人の資産運用を容易にし、預金だけでなく、債券、株式、投資信託など、様々な金融商品への投資を可能としてきました。また、昔から現在まで不動産や金などの実物投資も行…

風邪をひいても病院に行かなくていい。抗生物質も解熱鎮痛剤も不要。

寒くなってくると風邪をひく人が増えてきます。インフルエンザにかかる人も多くなりますね。風邪をこじらせないためには、ひき始めに病院に行って薬をもらい重症化しないように心がけている方もいらっしゃるでしょうが、そのようなことをしても無駄です。そ…

少子化対策はするな!人口の自然減は地球寒冷化と食糧危機から人類を救う。

日本は少しずつ人口減少社会に向かって進んでいます。これは、とてもすばらしいことなのですが、不思議なことに「我が国の人口を1億人に維持するのだ」とか「少子化対策をしなければならない」とかいう人が非常に多いです。こういったことを言う人たちは、経…

食費の節約に家計簿は不要。冷蔵庫の活用で無駄な出費は削れる。

最近は、何かと世知辛い世の中になっているので、ある程度の蓄えを残しておくためにも、お金は無駄に使いたくないものです。だから、毎日家計簿をつけて、どれだけ食費にお金をかけているかを細かく記帳して無駄を省く努力をしている方もいらっしゃることで…

殉愛。関西ではそれを「やっぱ好きやねん」と言う。

2014年1月3日に歌手のやしきたかじんさんが、食道ガンで亡くなりました。2度離婚していたことから独身だと思われていたのですが、闘病中にさくらんさんと3度目の結婚をしており、たかじんさんは彼女に支えられながら、2年間ガンと闘い抜きました。テレビでは…

納豆菌が水質浄化。発展途上国の水質問題を解決するのはネバネバパワーだ。

日本の発酵食品を代表するものに納豆があります。鼻にツンと来る匂いとネバネバが特徴的な納豆は、個性が強いため、好んで食べる人と近づけるのも勘弁して欲しいと嫌がる人の両極端な扱われ方をされますね。僕は、納豆が好きなので毎日のように食べています…

平安時代と現代日本は法的な軍隊を持っていない点で共通している

平安時代。現代人が想像するこの時代は、平和的で雅な社会といったところでしょうか。戦争も末期になるまでそれほど起こりませんでしたし、処刑制度もなかった時代ですからね。この平安時代は、現代の日本社会と非常に似ている部分があります。それは法的な…

生物進化は突然変異ではなく用不用の法則によって起こる。

過去から現在に至るまで、生物は進化を遂げてきました。数万年以上前にこの世に発生してから、現在まで生き残っている種の多くは姿かたちを変えながら進化しています。現在、生物進化の常識となっていると言ってもいい考え方に突然変異と自然淘汰があります…

人間は知らない間に他の霊長類の助けを借りている

人間は霊長類です。それも頭脳がもっとも発達した霊長類です。だから、チンパンジーやニホンザルなど、他の霊長類よりも賢いわけですが、だからと言って彼らよりもすべての面で優れているわけではありません。運動に関しては、他の霊長類の方が優れている場…

きれいな政治ばかりを主張する政治家に政権力を発揮するのは無理

政治の世界には、ダーティなイメージがつきまとうもの。だから、政治家と聞くと、表ではきれいなことを言ってても裏では何か人に言えないようなことをやっているのではないかと勘繰る人も多いはずです。そういう先入観を持った人が多いと、正直者で見た目も…

一瞬の落馬事故が一生を変える。競馬ファンはその事実を知らなければならない。

明智光秀は、主君織田信長を本能寺で討つ数日前に愛宕神社でおみくじを引きました。その結果は凶。2度目を引いても凶。3度目を引いても凶。光秀は、織田信長を討つことはできましたが、間もなく山崎の合戦で羽柴秀吉に敗れて討ち死にしています。愛宕神社で…

経済発展に必要な考え方は比較優位。見守ることと貿易障壁をなくすことが各国政治家の仕事。

自国の経済発展に必要なこと。各国の政治家や経済学者が、日々考えていることの一つがこれではないでしょうか?地方議員の場合は、国を地域と読み替えて我が町の経済発展と言うでしょう。経済発展には、様々な要素があります。金利、為替、税金などいろいろ…

経済が自由競争下にあるから最良の製品・サービスが生まれ適正価格に調整される

自由競争。この言葉を誰かが口にすると、強い者が弱い者から富を搾取し、富める者と貧しい者との格差が拡大すると主張する人が出てきます。それは果たして本当なのでしょうか?では、国家が競争を制限し保護主義や計画経済を推進していけば、弱肉強食や格差…

量子力学的ジャンケン必勝法

量子力学。これほどわかりにくい学問は珍しいですね。定義しろと言われても、うまく話すことができません。コリン・ブルースの著書「量子力学の解釈問題」の訳者である和田純夫さんは、同書の訳者まえがきで、以下のように述べています。 量子論(量子力学)…

不景気の時こそ投資拡大という発想に物申す

90年代のバブル崩壊以降、日本は長い不景気に突入しました。景気が悪いと、物が売れなくなって給料も下がるから、できるだけ早く好景気に戻したいところです。よく景気回復に必要なこととして消費が増えることが挙げられます。不景気とは世の中にお金が出回…

成功することがわかっている状況でないとWin-Winの関係は築けない

「Win-Winの関係」という言葉があります。これは、自分も儲かる、お客さんも得する、取引先も儲かるなど、その仕事に関わったすべての人が得をする関係ということです。でも、仕組みは確かに「Win-Win」なのですが、実際には誰も得しないといったことがある…

人の心は理解しづらいもの。安易に「わかります」とは言えない。

誰でもいいので、会話をしていたとしましょう。その人が、過去の辛い話をし始めた時、それに対してどう言葉を返していいかわからないときってありませんか?そして、そんな時、ついうっかりと口に出してしまうのが、「その気持ち、わかります」という言葉。…

南京事件は日本人特有の責任の曖昧さから起こったもの

1937年12月13日から約3ヶ月間にわたり、中国の南京が日本軍に占領されました。その占領中、南京事件と呼ばれる日本軍が組織的に30万人の中国人を大虐殺した事件が起こったとされています。これを中国側では「南京大屠殺」と言い、日本では「南京大虐殺」と言…

靖国神社の問題が難しいのは国民感情を操作した顕彰施設だからだ

明治維新以降、国家のために戦死した国民は、靖国神社に英霊として祀られました。国家のために命を捧げた国民を追悼するための施設は、どの国にもあって当然だと考える人は多いですし、僕もそのように思っています。また、遺族の悲しみを考えると、国家が戦…

戦争は感性と知識のバランスが崩れた時に起こる

毎年8月になると、広島、長崎に原爆が投下されたこと、15日に終戦(敗戦)を迎えたことを再確認します。なぜ、再確認するのか?それは、テレビなどのメディアで、戦争に関する番組が増えてくるからですね。もしも、そういった番組や原爆投下から今年で何年と…

死亡時画像診断(Ai)導入で困るのは警察でも医師でもなく製薬会社かもしれない

日本では、毎年100万人以上の方が亡くなります。その中で原因不明の死亡、すなわち異状死は、2007年時点で15%に達すると言われていました。我々国民の側からすると、こういった異状死に対しては、死因を究明して事故か病気か、はたまた殺人事件かを明らかに…