東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 仮面ライダー好きの話と思いきや、まさかの谷仮面⇒エアマスター世界の正統続編??
小学館コミックスタイトル:東島丹三郎は仮面ライダーになりたい
出版社:小学館
作者:柴田ヨクサル(代表作:「ハチワンダイバー」「エアマスター」「谷仮面」「ブルーストライカー」)
ジャンル:格闘・ストリートファイト・仮面ライダー
掲載誌:月刊ヒーローズ
柴田ヨクサルと言えば、「エアマスター」、「ハチワンダイバー」ですよね?
そして、これらの作品は「谷仮面」を起点として「谷仮面」⇒「エアマスター」⇒「ハチワンダイバー」⇒「ブルーストライカー」と同じ世界の話として継続展開されている事が非公式の事実として知られています。(※作者からの明言はなされていません)
時系列に沿って、各マンガに登場する同一人物の年齢や取り巻く環境が変わっていくのも見所の一つとなってます。
例えば「エアマスター」の相川摩季。
「エアマスター」では女子高生。「ハチワンダイバー」では肩書き??でしたが、「ブルーストライカー」では警察官として登場し、坂本ジュリエッタとの喧嘩まで披露されました。
そして、この「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」ではなんと警察官⇒無職(懐かしい覆面姿)で登場します。
「エアマスター」ファンなら分かりますよね?
そう、成り行きで崎山かおりと結成した《ファミレスラーズ》として、サンパギータ・カイ&早瀬実緒と激闘を繰り広げたあの時の覆面姿です。
これを見ると「サッキヤマ!サッキヤマ!」と声が聞こえてきますよね!
皆様の心にも居酒屋ボンバーは未だ熱い思い出として残っている事でしょう!
え、忘れた? そんな人は今すぐ「エアマスター」8巻と9巻を読み直しましょう!
そもそも、知らない人は「エアマスター」を全巻読みましょう!!
さて前置きが長くなりましたが、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」はそのタイトル通り、仮面ライダーに憧れる東島丹三郎が仮面ライダー目指して成り上がるサクセスストーリー(?)です。
主人公の東島丹三郎がどれくらい仮面ライダーに憧れているかと言うと修行に明け暮れ、修行のしすぎで熊すら素手で倒してしまいますが、「熊を倒せても仮面ライダーにはなれない!」と嘆きながら暮らしているほどです。
まるで「打倒 相川摩季!」を誓った北枝金次郎です。
そんな丹三郎の前にショッカーを名乗る強盗、ストロンガーの相棒であるタックルに憧れる女教師や仮面ライダーV3に憧れを持つ熱いライバルなどが登場し、誰が本物のライダーか?を決めるガチンコバトル(ストリートファイト)が繰り広げたりします。
が、特筆すべきは“本物のショッカー”も出てくることです。
この展開、そこはかとなく「ブルーストライカー」との連動を感じませんか?
もしかしたらもしかして…根津田の登場もありえるかもしれません。
これはそんな柴田ヨクサルファンならば決して放って置けないマンガです。
気になった人は百聞は一見にしかずといいますので、
ぜひ、こちらのヒーローズ公式サイトにて1~3話までご一読を!
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