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    神・風 “まつろわぬ化外の民”地の民の長である石神カムロ。彼の目的は 『八十八のケモノ』の復活阻止。

    講談社コミックス
    11 /22 2012
    神・風 (1) (アフタヌーンKCデラックス (918))

    タイトル神・風
    出版社講談社
    著者士貴智志(代表作:「神・風」「XBLADE」)
    ジャンルアクションSF
    掲載誌アフタヌーン
    全7巻。

    内容:一千年前、『八十八のケモノ』と戦った国津五大人の血を受け継ぐ“まつろわぬ化外の民”5種族の一つ。地の民の長である石神カムロは『八十八のケモノ』復活阻止のために、水の民を見つけるべく東京へと赴く。
    が、東京について早々に、同じく『八十八のケモノ』を復活させる野望のために水の民の血を欲している“まつろわぬ化外の民”である火の民と風の民からの刺客『天津三人組』の火焔隈藍隈の2人と、『白波五人男』の利平力丸らの妨害に遭ってしまう。
    一方、“まつろわぬ化外の民”の事を知らず、赤土(あかはに)=一般人として生きていた水の民の長・御子神みさをは、時折、自分にだけ見える雨の中のイメージの事が気になりつつも、そのうちこのイメージも見えなくなり、普通に暮らせるようになると信じて生きていた。
    だがしかし、風の民の長・かえでは、調査の末、みさをこそが水の女である事を知ったかえでは、カムロに先んじてみさをの身柄を確保するため動き出していた。
    今まさにみさをの日常は終わりを迎え、一千年に及ぶ宿命が迫ろうとしていた……。

    感想:どマイナーなマンガです。近年、作者の士貴智志月刊少年シリウスで「XBLADE」を好評連載中で、こちらはWikipedia作者ページでページが作成されていますが、この「神・風」は、悲しい事にページを作ってもらえていません。
    ですが、そんな事は関係なく私は断然「XBLADE」よりも「神・風」の方が面白いと感じます。
    テーマもしっかりしていて、絵もきれいです。絵柄は男性的でもあり女性的でもあり、士貴智志の性別が少々、気になります。
    この作品の見所は、しっかりと練られた設定というバックボーン。そして読者へと訴えるメッセージ性にあると思います。作者が何を書きたいかが非常にわかりやすい。
    内容の方も現代劇にも係わらず御伽噺かのように描かれており、まるで本当に『八十八のケモノ』という伝承が日本のどこかに、あるんじゃないかと思って、調べた日の事が今では懐かしい限り。

    一方、「XBLADE」は何がしたいか残念ながらわかりません。もしかしてチャンバラアクションだけが目的なんでしょうか?


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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、掲載内容を投資録+レビューに変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。