1ポンドの福音 高橋留美子にしてはマイナー人気だったがドラマ化された恋愛ボクシングマンガ
小学館コミックスタイトル:1ポンドの福音
出版社:小学館
著者:高橋留美子(代表作:「らんま1/2」「めぞん一刻」「犬夜叉」「1ポンドの福音」)
ジャンル:ラブコメ・ボクシング
掲載誌:週刊ヤングサンデー
全4巻。
内容:畑中耕作は、実力はあるのに減量の失敗でいつも負けてしまうボクサー。そんな彼には思い人がいて、その思い人は何と修道院の見習いシスター。
減量中に食事をしてしまった事を懺悔するのにかこつけて、シスターアンジェラに会いに行っていた耕作。
しかしひょんな事から、ボクシングに疎いシスターは、耕作が試合に負ける理由を知ってしまい…。
耕作のこの恋は実るか?そしてボクサーとしての未来は?
感想:作風としては、「らんま1/2」と「めぞん一刻」を足して割ったような感じでしょうか。
20年に及ぶ不定期連載で、高橋留美子にしは本当に世間で知られていなかったこのマンガ。ドラマ化された事で日の目を浴びたと言ってもいいでしょう。3巻以降中々続きが出ないため、「もう無理かな~」と待ち続けてた日々には、まさかボックス売りされる日がくるとは、到底考えられませんでした。
同じく新刊が出るのかどうかわからないマンガとして同じような状況にある青山剛昌の「まじっく快斗」(小学館)が、ありますが「1ポンドの福音」はしっかりと完結してくれて本当に良かった。
もうちょっと続いてほしい気もしましたが、ラストは「らんま1/2」ような煮え切らなさもなく、「めぞん一刻」のようにキレイに終わってくれたので一安心でした。
高橋留美子先生と関係各位の皆様、本当にありがとうございます。
あとは……「人魚の森」シリーズの続編をなにとぞ、一つお願いできないでしょうか?
まさかとは思いますが、3巻のあのラストで完結なんですか?そんな事ないですよね!
こちらも首を長~~くしてお待ちしてます!
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