ゲーム紹介:ヘックメック / Heckmeck am Bratwurmeck
サイコロ8個でイモ虫争奪
ヘックメック
/ Heckmeck am Bratwurmeck
メーカー: Zoch(ツォッホ, ドイツ), 発売年: 2005年
作者: Reiner Knizia(ライナー・クニツィア, 代表作: ケルト, モダンアートなど多数))
8才~大人, 2~7人用, 所要30分, ルール難易度:★★
『ヘックメック』は、サイコロ8個を何回か振り直し、まだ選んでいない出目をチョイスしては累計、を繰り返してうまく合計値を高め、場の対応する番号タイルを獲得して、記されたイモ虫をより多く集めるゲームです。
全員、鳥となって、大好きなイモ虫をより多く集めます。
1人ずつ代わりばんこに、専用の特殊なサイコロ8個を一度に振り、〈出目グループの1種を選んで確保〉→〈残りを振り直す〉→…を繰り返して出目の合計値を蓄えていきます。
しかし、出目のチョイスには頭を悩ませるルールがあり、うまく選択しないと、次に振ったサイコロの出目が条件に合わずに失敗と見なされ、イモ虫タイルを獲得できずに次の人の番になってしまいます。
こうして溜めた合計値が うまく場にあるタイルの値に達していたら、それを取り、次の人の番になります。
タイルの値が大きいほど 勝利につながるイモ虫の数も増えるので、どこで止めるかは思案のしどころです。
これを繰り返して場のタイルを取っていきますが、数々の攻防がドラマを生み、ゲームを盛り上げます。
- サイコロの合計値が、他の人が持っているタイルの数ちょうどであれば、それを奪うことができたり、
- 2個目以降のタイルを取ったら、積み重ねて下のタイルを守ったり、
- すでにタイルを持っている状態で出目のチョイスに失敗したら、1個返さなくてはいけなかったり、
場に取れるタイルがなくなったらゲーム終了、タイルに描かれたイモ虫の合計が一番多い人の勝ちです。
ここがオススメ:
サイコロの出目のチョイスは人によって様々。時には8個のサイコロが奇跡のような出目を示すこともあり、気が抜けません。ゲーム終盤、背水の陣でトップの人を引きずり落とす熱い争いが楽しいゲームです!
2人でも7人でも楽しく遊べて、箱が小さく、飲み物等で濡れても平気という、オススメのゲームです。また、芸能人:伊集院光さんがラジオ番組や雑誌等で『ごきぶりポーカー』『お邪魔者』と並んでお薦めしていたのがこのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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