ゲーム紹介:カフェインターナショナル・カードゲーム / Cafe International - Das Kartenspiel

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隣合う卓の国籍考え各国人を着席
カフェインターナショナル・カードゲーム / Cafe International - Das Kartenspiel
メーカー: AMIGO (アミーゴ, ドイツ), 発行年: 2013年(初版2001年)
作者: Rudi Hoffmann (ルディ・ホフマン, 代表作:『カフェインターナショナル』『ドラダ』) & Roland Siegers (ローランド・ジーガース)
10才~大人, 2~4人用, 所要45分, ルール難度:★★ (2)

カフェインターナショナル・カードゲーム:箱

『カフェインターナショナル・カードゲーム』は、並んだテーブル5卓の周囲に、国籍や男女の組み合わせ条件を満たして各国人を置き、得点したり、組み合わせを困難にしてライバルを失点に追い込んだりするカードゲームです。
ドイツの1989年ボードゲーム大賞(Spiel des Jahres)を受賞した『カフェ・インターナショナル』のカードゲーム版です。

カフェインターナショナル・カードゲーム:展示用写真

カフェインターナショナル・カードゲーム:テーブルだけ状態

ここ「カフェインターナショナル」には、さまざまな国の人たちが集います。
アメリカ、インドなど、国籍指定のテーブルカードが5枚、×の形に並べられています。このテーブルの周囲(上下左右)に、手札から1枚、テーブルごとの国籍と男女比率の条件が合うようにゲスト(各国人)カードを出すことで得点を得られます。


置いたゲストに対して、隣合うテーブルを1卓ずつ確認し、〈周囲に何人座っているか〉の数が得点になります。また、テーブル指定の国籍だけで独占していればさらに高得点が得られます。

積極的に高得点を狙っていきたいものですが、ゲストは〈国籍が合うテーブルの隣に〉かつ〈どのテーブルにおいても男女比率ができるだけ等しくなるように〉置かなければならない条件があるため、混雑すればするほどなかなかカードが出せなくなります。

このようにカードが出せないときには、山札から補充します。補充すれば活路が見出せそうな気もしますが、ゲーム終了時に、余っている手札はすべて大きな失点となってしまいます。
これを利用して、ライバルがゲストを置きづらくなるような、イヤな組み合わせで出すのも有効です。もちろん、それによって自分も出せなくなるようではあまり意味がないでしょう。

こうして、どこかのテーブルの周囲が埋まったらそこの一団を一掃し、また新たなテーブルが現れて…、と続けていき、補充用のカードがなくなったり、誰かの手札がなくなったりしたタイミングでゲーム終了。ゲーム中の獲得点と余った手札などの失点を総合して、より高い人が勝ちです。

ここがオススメ: 国籍と男女によるパズルのような組み合わせを考えながら、条件を満たせるカードの出しどころを狙ったり、先にそこをライバルに出されて使い道を失なってしまったりするドラマが生まれるゲームです。全員が「誰か早くなんとかしてくれ…」と祈りながら手札ばかりが増えていく苦しさと、一気に得点する気持ち良さが味わえる、子供から大人まで短時間でじっくりと遊べるおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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