先日、地方銀行の使っていない口座を解約してきました。
「お前、またニートになったの?」って思いますよね。
有給休暇ですよ。でも、平日の朝っぱらから銀行の窓口に並ぶのって、確かに背徳感がありますね。
私も、社畜毒に侵されてきたみたいです。

前の前の会社の給料の振り込み用に作らされた口座です。2025年12月から、口座維持手数料が徴収されるので、解約しました。
マイナス金利って何だったのですかね。ただ預金の金利がダウンして、手数料がアップするという、何一つ長所のない政策でした。
さて、古い定期預金が満期になり、お金が入ったので、新しく定期預金を契約しました。
いつもどおり、SBJ銀行の1週間定期預金『なのかちゃん』です。

な、なんと、金利が上がっているではありませんか!
以前は、0.1%だったはずなのに、いつの間にか0.2%になっています。
思わず、ガッツポーズしちゃいましたね。YES!
金利には、人を幸せにする力があります。金利が高い時代に景気が良いのはそういう理由なんですよ。

す、すごい。利息が2円ではなく、4円になっています。2倍ですよ2倍。
ただし、金利が上がったら、やらなければならないことがあります。
それは、“預け替え” です。これをしないと、預金の効率が悪くなるばかりか、無駄な税金を払うことになります。
私は、“208,572円” で契約している口座を解約して、“104,286円” 2口に分割しました。
“208,572円” だと、1週間後に7円の利息を受け取れます。
“104,286円” が2口だと、1週間後に利息は8円です。
預金の総額はどちらも “208,572円” ですが、受け取る利息は1円も違います。
この差が税金です。8円の利息からは、1円も税金を取られてしまうのです。
“1円を損すると、31秒リタイアが遅れる” という将来のノーベル経済学賞級の研究結果もあります。
『1円の節約で31秒リタイアが早まる』(2024年9月4日)
答えを書くと、利息が6円以下なら、税金を取られません。
つまり、利息が1円〜6円になるよう、預ける金額 (元本) を調整すればいいのです。
また、利息の端数 (切り捨て) を少なくするのもコツです。1.00円でも、1.99円でも受け取る利息は1円ですからね。
その具体的な金額は、次のとおりです。
- 104,286円 (利息4円)
- 130,358円 (利息5円)
- 156,429円 (利息6円)
『なのかちゃん』は、10万円以上でないと契約できない (最低預け入れ金額) ので、上の3つだけとなります。
0.1%のときに有効だった “208,572円” や “312,858円” は、残念ながら御役御免なわけです。
参考として、利息の計算式です。
“利息÷金利÷日数×365×100=元本”
『なのかちゃん』の場合は。
“利息÷0.2÷7×365×100=元本”
実は、0.2%の『なのかちゃん』よりも金利が高い預金 (普通預金と超短期の定期預金) はいくつかあります。
例えば、SBI新生銀行の『SBI新生コネクト』の普通預金は、0.3%です。
ですが、利息を6円に抑えるのが難しく、さらに、普通預金なので1口しか契約できません。

このように税金を取られてしまうと、利息の喜びは吹き飛んでしまいます。
ところで、銀行の利息って、銀行が個人や企業にお金を貸し付けたり (つまり借金漬け)、採算性のない金融商品 (投資信託や保険) を売り付けたアコギな利潤からきているのですね。血と涙の一部とも言えます。
そう考えたら、無駄遣いできないですよね。貯めましょう。貯めてリタイアしましょう。
閲覧ありがとうございました。
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