2018年 01月 24日
読了(18/01/24) |
大門正克『語る歴史,聞く歴史――オーラル・ヒストリーの現場から』,岩波新書1693,2017年12月,4-00-431693-0.
「グローバル化が進む現在では,グローバル化が進むほどに,現在が重視されて過去と現在が切断される現在主義が強まる傾向にあり,歴史的な思考の必要性についてはあらためて説明が求められる」(205頁)という.「(前略)グローバル化に役立つ能力のみが評価される傾向をさけることはできない」(220頁)とも.重たい.
by s_sekio
| 2018-01-24 21:35
| 読書