自然科学の定義に疑問
自然科学とは、自然に属するもろもろの対象を取り扱い、その法則性を明らかにする学問。自然における観測可能な対象やプロセスに関する科学あるいは知識のこと。例えば、生物学や物理学など。数学のような抽象的知識(抽象に関する知識)や、哲学のような理論的知識とは区別して用いられる。
自然科学と言う時の自然とは、基本的には人為的ではないもののことである。大きくは宇宙から小さくは素粒子の世界まで含まれ、生物やその生息環境も対象となっており、そこには生物としてのヒトも含んでいる。だが人間が作り出した文化や社会(芸術、文学、法律、規範、倫理 等々)に関しては自然科学は基本的に扱っておらず、それらの領域は主に人文科学・社会科学のほうが扱っている。(Wikipediaより)
マスコミで扱うニュースや新聞、TV番組、政府がつくる行政機関、学校教育はヒトがつくり出す社会科学であり、我々は自然に観察できる事象で疑問に思うことがあっても、これらの社会科学によっては知らされることはない。個人個人が一人で調べるか、知っている人を探すしかない。これは残念なことだ。
自然科学にはありとあらゆる事象を取り入れるべき
例えば、今回のコロナウイルスの原因究明もそうである。中国発祥であり中国に責任があるかもしれないから調査するべきなのは明らかなのに、ほとんどTV番組で扱われていない。もし生物細菌兵器が実際に作られており、それが漏れていたとしたら、世界平和のためにやめるように言い続ければいいのに、中国政府やアメリカ政府の発表をそのまま鵜呑みにし、報道し続けている。
宗教やUFOについても同じことがいえる。宗教については、これが原因で世界の戦争は起きているというのに、原因が追究をされることはない。しかし答えは明確だ。天上の神は望んでもいないのに、地上の人間が自分に都合のいいように解釈したので、いくつもの宗派に分かれて争いが起きているだけである。しかしこの単純明快な議論がされることはない。
UFOについても同じである。未確認飛行物体は観察した人がいる。それは確かであり、存在するか存在しないか調べるべきなのに、これまで公には探求されてこなかった。もしも宇宙人が地球に飛来してきたならば、新しい科学技術を学ぶことができるかもしれない。これも人類にとって残念なことである。
世界平和や人類の発展を考えると、自然科学の中に世界平和の探求、宗教、UFOなどを除外することはおかしなことである。「自然」という言葉の中にありとあらゆる事象を含めるのがほんとうの「自然」ではないだろうか?
ついにNHKがUFO動画を報道
しかし2020年、この地球に大きな"変動"が起き始めているようだ。中国発・新型コロナウィルスが猛威を奮う最中、米国防総省がこのほど、公式に米海軍が撮影したUFOの動画をリリース。これを受ける形で、これまでUFOや幽霊、超常現象などを「科学的根拠に基づいて」否定する報道が多かったNHKが報道した。
4月28日午前4時30分からのNHK総合の報道・情報番組「おはよう日本」では、米国防総省がリリースした動画を流しながら、内容を解説。楕円形の物体が高速で上空を移動する様子を映した、2015年1月に撮影された動画では、物体が途中で回転を始め、海軍のパイロットが「あれを見ろ」などと驚きの声を上げる音声も流された。
NHKは18年7月に、教養バラエティ番組「又吉直樹のヘウレーカ!」で、地球外生命体が存在する可能性について探った。知性を有した「宇宙人」という枠組みではなく、微生物やウィルスを含む何らかの「生命体」が存在するかもしれないというスタンスではあったが、それでも「あのNHKが地球外生命体を肯定した」と話題になった。
今回のUFO動画、やはりアメリカの報道を鵜呑みにしてそのまま報道したとはいえ、NHKが報道番組で取り上げたことを見ると、日本でも少しずつ変わってくるかもしれない。UFOについての認識は世界ではそうとう進んでいると言えるだろう。
以前から非公式で公開されていたUFO動画
今回、米国防総省により公開された動画は、以前、本欄( https://the-liberty.com/article.php?item_id=16262 )でも紹介したことがある。2004年と2015年に米海軍が、演習時に目撃した3種類のUFOを赤外線カメラで撮影したものだ。
それらの動画は、2007年、2017年に無許可でネット上に公開されたことが世界中で大きな話題となり、海軍もそのUFOを「本物である」と認めていた。
そして、このほど、米国防総省がそれらの動画を公式に公開。海軍に続いて、ペンタゴンという大きなアメリカの公的機関がUFOの存在を公式に認めたといっていいだろう。
公開の理由は「出回っている映像が本物なのかどうか、他にもまだあるのではないかといった人々の誤解を解くため」としている。
自衛隊がUFO遭遇時のガイドラインを定めるこの米国防総省のUFO動画公開の情報はツイッターのトレンドの上位に上っている。この情報を受け、河野太郎防衛相が28日の記者会見で、自衛隊がUFOに遭遇した際の対応の手順を策定することを明らかにした。
河野氏は、自身はあまりUFOを信じていないとしながら、「アメリカ国防総省が画像を出したので、真意や分析を聞きたい」と発言。「自衛隊のパイロットはこれまでそういった場面(UFO)に遭遇したことはないと聞いているが、そういうことがあったときに、映像が撮れるなら撮り、報告をするということで、航空自衛隊やそれぞれで相談してもらいたい」と述べ、自衛隊の航空機などがUFOに遭遇した際の手順を定める必要があるとの考えを示した。
この記者会見についても、NHKが報じている。
もともと、この動画が非公式にネット上に流れた当時から、世界で非常に多くの反響があり、米海軍もUFOの存在を公式に認め、2019年4月には、UFOに遭遇したときの報告のためのガイドライン作成に着手することとなった。
目撃事例が多発する中、国防上の理由からも、ついに無視することができなくなってきたのだ。正体は不明とされながらも、もう地球人はUFOと"接触"しているのだ。
これまで日本では、公の場でUFOについて語られることは少なかったが、ここに来て急展開を見せている。防衛省がUFOの遭遇時の対応を始めることで、日本でもUFOについて研究が始まることを期待したい。地球はもう宇宙時代に突入しているのだ。(The Liberty Web:純)
参考 Liberty Web: https://the-liberty.com/article.php?item_id=17092
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