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科学な本のご紹介: ミニ特集:日本の科学はどこへ行く

科学に佇む書斎

科学立国の危機 
『科学立国の危機 失速する日本の研究力』
『科学者が消える ノーベル賞が取れなくなる日本』
『イノベーションはなぜ途絶えたか 科学立国日本の危機』
『はじめてのサイエンス』

科学立国の危機: 失速する日本の研究力


『科学立国の危機 失速する日本の研究力』
 豊田長康 東洋経済新報社

●不適切なデータと間違った解釈、苦し紛れの政策によって順当に凋落した日本の科学力。
 その実態の確認と同時に、本書では「日本の社会学や経済学は世界順位がたいへん低い」❗と記されているわけで、うわぁこりゃ社会・経済的に落ちぶれても仕方ないというか…

こちらで紹介
→●本『科学立国の危機 失速する日本の研究力』


科学者が消える: ノーベル賞が取れなくなる日本


『科学者が消える ノーベル賞が取れなくなる日本』
 岩本宣明 東洋経済新報社

●上掲『科学立国の危機 失速する日本の研究力』にも関与したライターさんの手による著述で、併せ読みがおすすめ。

こちらで紹介
→●本『科学者が消える ノーベル賞が取れなくなる日本』


イノベーションはなぜ途絶えたか: 科学立国日本の危機 (ちくま新書1222)


『イノベーションはなぜ途絶えたか 科学立国日本の危機』
 山口栄一 ちくま新書 筑摩書房

●日本の科学の凋落を導く大きな変動が90年代に起きていた!
 状況を調整する上で直近の範囲しか見ない日本文化の作法は、未来の芽を効率的に摘む制度設計がうまいのかもしれない。

こちらで紹介
→●本『イノベーションはなぜ途絶えたか 科学立国日本の危機』


はじめてのサイエンス (NHK出版新書)


『はじめてのサイエンス』
 池上彰 NHK出版新書

毛沢東の「大躍進政策」が招いた悲惨な結果に学ぶくだり ↓

科学の本環境問題を解決するためには、サイエンスの知識に加えて、政治や経済の力が必要です。しかし、政治のリーダーシップが指導者の非科学的な思いこみによって間違った方向へ向かうと、取り返しのつかないことになる。私たちは、そのことを忘れてはならないでしょう。


うん、ほんこれ。


→『ミニ特集:科学をめぐる科学の本 海外』
→『ミニ特集:科学史・科学の科学の本 海外 その1』
→『ミニ特集:科学史・科学の科学の本 海外 その2』
→『ミニ特集:科学史と科学を語る本 日本 その1』
→『ミニ特集:科学史と科学を語る本 日本 その2』
→『ミニ特集:科学技術の本 ST』
→『パグウォッシュの憂鬱:日本物理学会講演会』
 



このページ ミニ特集:日本の科学はどこへ行く は以上です。

 No.2020,0305
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