ミニ特集:地震・火山災害研究の本 その2
『震度7の生存確率』
『日本の地下で何が起きているのか』
『地球を突き動かす超巨大火山 新しい「地球学」入門』
『震度7の生存確率』
仲西宏之 幻冬舎
●震度7に地震に遭遇したときに、どこで、何をしたら、生存確率が上がるのか。
場面ごとに選択肢を用意して読み手に選ばせ、次のページで選択肢ごとの生存確率を叩きつけてくる。
どれを選んでも、2割は、死ぬ。 現実は過酷だ。
こちらで紹介
『震度7の生存確率』
『日本の地下で何が起きているのか』
鎌田浩毅 岩波科学ライブラリー 岩波書店
●熊本地震の異常さと、その異常さを飲み込んで余りある列島地下のダイナミクスがスゴイ。
とにかく「市井にまっとうに伝わるように」説かんとするこの体当たりな火山学者(防災学者)の意気込みを見よ!
こちらで紹介
『日本の地下で何が起きているのか』
楽天
『地球を突き動かす超巨大火山 新しい「地球学」入門』
佐野貴司 講談社ブルーバックス
●この本で地球の中身についての基礎科学を語ってくださるのは、地球科学の中でもレアな分野(超巨大火山;巨大火成岩岩石区 LIP)の研究者さんだ!
カンブリア紀やオルドビス紀などの名前が化石の種類を基につけられているということは、ある地層でよく見られていた化石が、その上の地層になると出てこなくなってしまうことを示しています。これはとりもなおさず、生命の絶滅が起きていたことを物語っています。
標本は種類が異なると取り扱いが違ってくるので、各分野に少なくとも一人はキュレーターがいることが理想です。例えば、同じ動物でも魚とほ乳類のはく製では管理方法が違うのです。
重要な研究対象であるにもかかわらず、LIP(超巨大火山、巨大火成岩岩石区)を研究している学者の数は必ずしも多くはありません。特に日本の研究者数は海外に比べるとほんのわずかです。
ブルーバックス「地球を突き動かす超巨大火山」に書かれてあった。パンゲア大陸も巨大火山のカルデラ噴火で分裂したというから侮れない。
— 只野アザラシ (@kogepannonukes) 2019年2月23日
太陽系最大の超巨大火山、日本東方沖に発見 https://t.co/xpOHyqFaIi
佐野 貴司 さん「地球を突き動かす超巨大火山 新しい「地球学」入門 (ブルーバックス)」を読みました。マントルは固体、核は液状。ホットスポットは核または下部マントルから供給されているケースあり、プレートは消滅・生成する。内容は良かったです、興味ある方は読んでください。お薦めです。
— voyager_space (@voyager_space) 2015年10月29日
電子書籍も便利。Kobo版↓
『ミニ特集:火山災害研究の本 その2』
『ミニ特集:火山災害研究の本 その1』
『ミニ特集:キブ湖ガス爆発の大規模死者リスク』
『ミニ特集:地震・火山災害研究の本 その1』
『ミニ特集:地震研究の本』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その6』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その5』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その4』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その3』
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