ミニ特集:災害・防災研究の本 その4
『災害支援手帖』
『海の自然と災害』
『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』
『究極のサバイバルテクニック』
『いつ大災害が起きても家族で生き延びる』
小川光一 ワニブックス
●各地で防災についての講演をなさっている著者さんだけあって、わかりやすく要領よくまとまっている新書。
「戻ってしまう病」も、災害心理の代表格です。これは、貴重品や忘れ物を取りに、危険な場所につい戻ってしまう心理のことを表します。
「非常口」の標識の正式名称は「避難口誘導灯」。炎や煙で視界が悪くなったときや停電で周りが見えないときに活躍します。
このような用途で使われる誘導灯であるからこそ、緑色である最大の理由があります。それは、緑色が赤色の補色だからです。補色とは、色相環で一番反対にある色のことで、お互いの色を引き立て合う効果があります。そのため、赤色の炎が上がっている中でも、緑色の非常口は目立つことができるのです。
メガネが何かの下敷きになり、割れてしまっては大変です。メガネを着用されている方は、ケースに入れてから寝るようにしましょう。
戻ってしまう病、いやいや危険と分かってて行かないでしょうと思うだろうけど、正常性バイアスもあって戻っちゃうんだよ。屋根が燃えてる家の中に携帯どこだっけなーって探しに行った事がある。思い返すと怖いわー
— あべし (@it_is_abc) 2018年3月11日
阪神淡路大震災のときに実際困ったので、以来眼鏡はハードケースに入れて枕元に置いてます。予備もハードケースに入れて鏡台の引き出しの中です。
— じゃすみん(煮干典侍) (@jasmin0096) 2017年8月31日
「いつ大災害が起きても家族で生き延びる」を読んだ。防災の基本と、家族や利用者さんをどうやって守るかという視点で読んだ。特に正常性バイアスについては思うことがあった。時々読み返し、防災の意識を少しでも高められたら。 pic.twitter.com/s8mINx1tjp
— シュガー (@GiTai1128) 2017年5月20日
「いつ大災害が起きても家族で生き延びる」非常に良い本でした。災害時の心理から事例別の具体的な対策法まで書かれていて、1回だけでも読むとよいかと思いました。
— さっさん (@sassan0923) 2016年11月30日
心理学的側面では古い本だけど、「人は皆「自分だけは死なない」と思っている」というのが非常に良まとまってておすすめですね。
『災害支援手帖』
荻上チキ 木楽舎
●賢い支援、上手な支援。これは素人にはとっても難しい。
避難訓練をしていない人は被災しやすいのと同様に、支援の良し悪しを知らない人は、迷惑な存在になりやすい。
「上手な支援ができる人になるための知恵」がいっぱい載ってます。
こちらで紹介
『災害支援手帖』
『究極のサバイバルテクニック』
ベア・グリルス 朝日新聞出版
●砂漠、ジャングル、漂流生活、雪山遭難、北極圏!
毒ヘビ、猛獣、流砂対策からウジ療法まで!
よっぽどへんなとこまで旅行しないとそんな状況に陥ることはないだろ!とツッコみ連発しながらも、いろいろと勉強になるのだぞ。
中二ラノベネタ満載。
こちらで紹介
『究極のサバイバルテクニック』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その1』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その2』
『ミニ特集:災害・防災研究の本 その3』
『ミニ特集:震災に駆けつけた人々』
『ミニ特集:地震研究の本』