貴方の怒りの軸に触れた時、失望の渦で自己を責めぬいてしまう
貴方の素直な心に触れた時、自身の未熟さに涙が止まらない
深くなる程、乗り越えてかけがえのない絆に変わる
貴方の悲しみに触れた時、孤独と強さの生き様に惹かれてゆく
貴方の愛に触れた時、幸せに満たされ安堵に包まれる
私の心緒は、貴方次第で乱れて溶けてゆく
見えない支配で、私を閉じ込めて・・・
貴方の世界から抜け出せなくなるまで
愛撫は強く刻んで欲しい 愛の証が消えぬ様・・・
純粋がゆえ傷つけてしまう、真っすぐな貴方の激しさで
僅かな不安も打ち消して、貴方のものだとわからせて・・・
夏の暑さが残る季節に出会い 夕日の差し込む砂浜を手を繋いで歩く二人
枯れ葉が落ちる木枯らしと共に 貴方への切なさが深まりゆく
ホワイトクリスマスに届いた愛のメッセージソングで 嬉し涙が頬を伝う
桜の舞う公園で膝枕をしてくれたささやかな幸せと 春の訪れの喜びで満ちていた
永遠の愛を誓う前に 数行の手紙を残しこの世界から旅立った
廻りゆく歯車の中で 虚ろい彷徨う私の魂・・・
あれから幾つの季節が通りすぎゆくのだろう
新緑の隙間から差し込む日差しの眩しさの中で 貴方の影を見つけた