▼UltrabookはAirの夢を見る?:「ZENBOOK」と「MacBook Air」を見比べてみた
これが欲しいかどうかは別にして、性能に対する価格が、また一段下がったと思う。Apple/Macbook Airの影響が大きいのは間違いない。
ASUS(台湾)。Intel Core i7-2677M、SSD64GB、メモリ4GB、11.6インチノート、スリープと復帰が瞬時、OSの起動/終了が20秒以内、超薄型。Windows7 エクスペリエンス インデックス、総合 5.6。定価、8万4800円。
この性能と価格が、これからのWindowsPCの基準になると考えればいい。
つまり、この性能と同等あるいはそれ以下なのに、これより高い価格のものは、売れないということ。日本のPCメーカは、この価格でこの性能、出せるかな?出せなければ撤退するしかない。
いやはや、電源のアダプタまで完コピしてるわ。
本体のデザインが似ているとか、そういう次元じゃなくて、ラインナップから、解像度の違いはともかく、13インチモデルだけがSDカードスロット付き、とか、そんなところまで。もう笑うしかない。さすがに、日本の電機メーカーはここまで露骨にコピーはできないだろうね。
だって、デザインをマネしたとかではなくって、コンセプトまでマネしたってことだもんね。
ここまでいったら、もう、ジョブズのそっくりさんを探してきて、あの服を着せて、人を集めて、パワーポイント(←微妙にダサイ)でプレゼンをするべきだよね(笑)。
台湾のメーカは、これでイイんじゃないかな。そこそこ売れるし、他のメーカーも、似たようなものを次々に投入してくるでしょう。以前、ネットブックが乱立した時のように。
とにかく、Corei7ノートで、8万円代半ば以上の価格のノートは、もう売れなくなった。
日本のメーカは、メンツ的にも、ビジネスモデル的にも、もう対抗できなくなった。