2017年 12月9日 宮城県柴田郡村田町 蔵の町並み  角田市 高蔵寺と斗蔵寺

2018年03月25日
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宮城県 仙南圏
宮城県の県南にドライブに行きました。

村田町の蔵の町並み
村田町のHPからのコピペです。

仙台と山形を結ぶ街道の分岐点として、商都の賑わいをみせた「村田」。村田商人は、紅花や藍を仙南地方で買い集め、江戸や上方へ運ぶ商取引を行っていました。当時の栄華を伝える豪勢な店蔵が、今も町の中心部に残っています。重厚な店蔵と門が一対となり、連続する景観が印象的で村田の特色といわれています。通りの両側には短冊形の地割りが整然と並び、江戸時代の「町人地」の姿を今に留めています。また、建築様式のみならず、江戸時代に活躍した村田商人の「紅花商い」を通じて、都から様々な文化がもたらされました。

最初,山形の紅花を集荷してと思っていたのですが,逆で,宮城で栽培していた紅花を山形から海路で京都に運んでいたそうです。宮城でも紅花の栽培が盛んだったのですね。
京都で得た収益で,京都や江戸の品物を買い込み,それを村田で売って商売をしていたそうです。
店蔵が並ぶ通りが特徴的です。
震災で大きな被害を受けましたが,平成26年に重要伝統的建造物群保存地区の指定を受け,今も整備が続いています。
宮城県で重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのはここだけです。
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宮城の銘酒「乾坤一」を醸している大沼酒造さんも文化財です。
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一般の民家なので内部が公開されている蔵は限定されています。
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蔵の観光案内所です。
各種パンフレットを置いていたり,見所などを教えてくれます。
お土産もありますよ。
私はポストカードと大きなのれんを買いました。
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道路向かいに村田商人記念館があります。
内部も公開されています。
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こちらの蔵は雑貨や駄菓子など販売してますが,蔵に貯めてあった物を資料館として公開していました。
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高蔵寺
ウィキペディアからのコピペです。

高蔵寺(こうぞうじ)は、宮城県角田市にある真言宗智山派の寺である。
819年(弘仁10年)に徳一が開創したとされる。1177年(治承元年)に聖円が堂宇を修営したが、阿弥陀堂は飛騨工の手よるもので鎖釘を全く使用していないという。その中に丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、その左右には小仏像がまつられていた13の跡がある。上梁文には、造替修理について治承3年に藤原秀衡が、建武2年に北畠顕家がそれぞれ修営したことが記されている。
阿弥陀堂と阿弥陀如来坐像は国の重要文化財に指定されている。阿弥陀堂は県内最古の寺社建築とされ、また東北地方に現存する平安時代の建築は、岩手県平泉町の中尊寺金色堂と福島県いわき市の白水阿弥陀堂、および当堂の3ヶ所のみである。

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途中で電話を入れて拝観の予約をとりました。
ご住職様に案内をいただき,堂内の見学もできました。
残念ながら阿弥陀如来像は修理に出ていて,光背と蓮華座を残すのみでした。
でもこれはこれで珍しい物が見られたかも・・・
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住職様の説明が丁寧で,すごく分かりやすかったです。
阿弥陀堂は大正時代に大修繕を加えていて,材を入れ替え,傾きを直したりしたそうです。
でも古い材もちゃんと残していてくれていたようで,当時の材に触れることもでき,感激でした。

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斗蔵寺
角田市のHPからのコピペです。

斗蔵観音堂
 斗蔵山の山頂にある斗蔵寺観音堂は、大同2年(807)に坂上田村麻呂が建立し千手観音を安置したと言い伝えられており、同年、弘法大師がこの地を訪れた際に、「紫雲天になびき 奥州無二の霊地なり」と賛美したと言われております。  
 斗蔵寺には秘仏の銅造千手観音像懸仏(県指定文化財)と木造千手観音立像(市指定文化財)及び眷属の二十八部衆と雷神、風神が安置されています。 秘仏の千手観音懸仏は、千手千眼世音菩薩ともいい、両手のほかに左右二十手あり、それぞれの四十手四十眼二十五の功徳を配して千手千眼とされています。多くの人々の苦悩を救い諸願成就及び、出産、平穏を司る観音様で、広く信仰されています。

あくまで個人的な感想ですが,雰囲気が宮城柳津虚空蔵尊に似ている感じの境内でした。
少し奥に入ると斗蔵山神社もあったりします。
参道がほどよい散歩コースで景色も良かったです。

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やはり高蔵寺が特に良かったです。
東北はみちのくですから,京都や奈良のような大きな寺社は少ないのです。
地域密着型の庶民的なところが多いように思います。
そういうたたずまいにちょっと安心感も感じてしまいます。
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Snufkin
Posted by Snufkin
ご訪問ありがとうございます。
気に入ったところは何度でも行っちゃうんです。
どうぞよろしくお願いします。

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