Z50IIのセンサーサイズAPS-Cのメリットとは？

はい、初心者です。

さて、APS-Cについての記事を書いておかないとAPS-C用のレンズはなぜ焦点距離が16ｍｍ～のレンズがよいかの記事を書けないのと、16ｍｍ～Ｆ２．８のレンズ（ＡＰＳ標準大三元レンズ）をZ５0IIで使うとしたらどれが候補に挙がるか（Zマウントにはないので他社のレンズを使用しないといけない）を検討するにあたってどれがよいかを書きた

 

いので、今回も基本的な内容を話します。

 

APS-Cとは？

サイズが24×16ｍｍぐらいの大きさのセンサーをAPS-Cと言います。

Z50IIはAPS‐Cになります。

写真が画用紙だとすると、サイズが大きいほど細かいところまで詳細に絵を描くことができますが、そのぶんかさばって持ち運びにくくなるというデメリットがあります。

APS-Cはその中でも中ぐらいの大きさの画用紙をもつになりますので、大きさと画質のバランスが取れたセンサーサイズになります。

各センサーサイズ

 

図の通り、フルサイズのZ9、Z8等と比べるとZ50IIはセンサーが小さいため、カメラの大きさを小さくすることが可能で、加えて軽くなります。レンズの半径も小さく作ることができます。

 

 

望遠効果

　APS-Cの標準レンズっていうと、16-50、16-80、17-55、18-55ｍｍのレンズがあげられますが、フルサイズの標準レンズだと24-70、24-50、28-75ｍｍといったレンズがメインにあげられます。この違いはAPS‐Ｃ機で16ｍｍの焦点距離で撮影すると、センサーサイズが小さいことからフルサイズの24ｍｍ相当の画角になります。フルサイズ用の24ｍｍのレンズをＡＰＳ-Ｃ機に装着すると、画角は焦点距離36ｍｍ相当になります。ＡＰＳ-Ｃ機で撮影した場合には、フルサイズ用のレンズの同じ焦点距離のレンズの画角と比較して画角が1.5倍相当になるということです。

 

ではフルサイズの焦点距離200ｍｍのレンズをAPS-Cにつけたら画角はどうなるでしょうか？

 

答えは200×1.5＝300ｍｍ相当です。

 

　遠くにいる野鳥や昆虫のような被写体を撮影するときには焦点距離が大きく画角が狭いレンズでなければ大きく被写体を写せません。こういう場面ではAPS-Cが有利になります。機材も軽くなるのでフィールドでも持ち運びやすいです。ただし、あまりにも重いレンズを装着すると重心が前に行きすぎます。70-200mm f/2.8あたりが手持ちの限界かもしれません。（このレンズはレンズ自体に手振れ補正がありますのでZ50IIでも手振れ補正が効きます。）

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8　公式サイトより引用

 

　逆に星空撮影のような広角レンズで撮影したい場合にはフルサイズ機を使うと広角レンズで大きい画角で撮影したいので、画角が大きく、さらに画質もAPS-Cよりも基本的によくなります（高感度耐性いわゆる暗いところでの撮影も得意です）。

 

各メーカーが出しているセンサーサイズ

 

Nikonはフルサイズメインで商品展開をしてますね。ほかのメーカーもそれぞれ特徴があって面白いです。APS-Cよりもさらにセンサーサイズが小さいカメラとしては

OM SYSTEM OM-1 Mark IIあたりがあげられます。

 

　	中判	フルサイズ	APS-C	APS-C （Canon)	MC4/3
Nikon	　	◎	〇	　	　
Canon	　	◎	　	〇	　
SONY   Â	　	â—Ž	〇	　	　
Fujifilm	〇	　	◎	　	　
OM	　	　	　	　	◎
Panasonic	　	〇	　	　	◎
PENTAX	　	〇	◎	　	　
Leica	　	◎	　	　	　

※間違ってたらごめんなさい

 

まとめ

・Z50IIはAPS-C機である

・APS-Cはカメラのセンサーのサイズのひとつ

・画質と取り回しのやすさのバランスが取れたサイズ

・フルサイズ比で記載されている焦点距離の1.5倍の画角相当で写る

・メーカーによって力を入れているセンサーサイズは違う

 

以上APS-Cについてでした。

APS-C用大三元レンズについて某電気屋さんで調べたので、覚えていたら近日中に公開します。