STORES Product Blog

こだわりを持ったお商売を支える「STORES」のテクノロジー部門のメンバーによるブログです。

ISUCON12 にゴールドスポンサーとして協賛しました&華麗に予選敗退してきました。

こんにちは、ヘイ株式会社 CTO 室本部所属の id:hogelog です。

ヘイでは ISUCON11 までスポンサーをしたことがなかったのですが、7月23日に予選が開催された ISUCON12 では晴れてゴールドスポンサーとして協賛できました。

isucon.net

ヘイ株式会社 ISUCON12 参加者への応援メッセージ : ISUCON公式Blog でもメッセージを送らせていただきましたが、ヘイが提供する STORES のサービスにおいてもパフォーマンスはとても大事なことです。

もちろん ISUCON 参加するような方々にヘイという会社を知ってほしいですし、ISUCON のようなパフォーマンスチューニングに関心の高いエンジニアが増えてくれることはヘイにとっても嬉しいことです。その ISUCON を協賛するスポンサーになれたことを非常に喜ばしく思っています。

予選通過し本戦参加するみなさんには STORES × ISUCON シナジーを考えたノベルティも送らせていただきます、楽しみにしてお待ち下さい。

ISUCON への初参加の感想

さてそんな ISUCON12 ですが、恥ずかしながら自分は今回会社の同僚とチームを組んで初参加させていただきました。

個人的には ISUCON は見るイベントとして好きで、知人が参加したり勝ち抜いていったり敗退していくのをいつも楽しく観戦させていただいておりました。一方で自身は ISUCON に向けた練習などは今までほぼしてきておらず、ISUCON12 に参加する気持ちはそこまでありませんでした。

しかし ISUCON12 のスポンサーの話を社内で進めているうちに「一度はちゃんと当事者として参加し、ISUCON 参加者の気持ちを備えておきたい」という気持ちが生まれていたところ、社内でチームメンバーを募集していた同僚がいたので「敗退は目に見えているがやるか」と気持ちを高めて参加することに。

結論から述べるとサクッと綺麗に予選敗退です。 ISUCON12 オンライン予選 全てのチームのスコア(参考値) : ISUCON公式Blog

予選最終スコア

もうちょっと高いスコアを取れてたタイミングもあったのですが最後はベンチマークを回す度にスコアが落ちていくという、ISUCON 体験談としてよく聞くパターンにハマっておりました。

まわしたベンチマークの中で一番高いスコア

反省点としては色々とあって「コードを見てなんとなく改善できそうなところにまず着手してしまった」「まずアプリケーションとプロファイル結果とよく向き合うところから始めるべきだった」「MySQL, Rack, Puma, Systemd などの ISUCON 頻出部品を直接触る機会が少なくない時間を取られてしまった」などなど、とどのつまり練習が全く足りていませんでした。 若干期を逸した気がしなくもありませんが、参加者としての参戦記録はチームメンバーと合わせてまた改めて投稿させていただこうと考えています。

一参加者としては不甲斐ない結果でしかありません。一方で参加したからこそ ISUCON12 予選問題に対する解像度は非常に高くなり、 ISUCON12 予選問題の解説と講評 : ISUCON公式Blog なども非常に楽しく読めています。このような経験をして技術を高めるエンジニアが増えてくれることはヘイという会社にとっても重要なことだしスポンサーに至った判断も間違っていなかったなと、参加したことでまた強く思えました。

しかしやはり一エンジニアとしてはただの惨敗でしかない、リベンジに向けた行動を積んでいかなければいけないと心に刻んでおります。

本戦参加するみなさんは頑張ってください、一観戦者として楽しませていただきます。 予選敗退した皆さん、来年こそはの気持ちを抱えつつ ISUCON12 本戦の観戦&応援を楽しみましょう。