ノース・ウェストが、米ハリウッド・ボウルで開催された映画『ライオン・キング』のコンサートで幼いシンバを演じ、スタンディング・オベーションを浴びた。
現地時間5月24日、イェーことカニエ・ウエストとキム・カーダシアンの10歳の娘であるノースは、米ロサンゼルスの名高い会場のステージに上がり、『ライオン・キング』30周年を記念して「I Just Can’t Wait to Be King」を歌った。
2夜にわたる『ライオン・キング』のコンサートの初日には、ブロードウェイ・スターのヘザー・ヘッドリー、【グラミー賞】を受賞したレボ・M、オリジナル版に主演したビリー・アイクナー、ブラッドレイ・ギブソン、アーニー・サベラ、ジェイソン・ウィーバー、ジェレミー・アイアンズ、ネイサン・レイン、そしてスペシャル・ゲストのジェニファー・ハドソンが出演した。
現地時間5月25日にも開催された【ザ・ライオン・キング・アット・ザ・ハリウッド・ボウル】の様子は、後日配信予定のディズニープラスのオリジナル・スペシャルに収録されている。
ノースを応援する観客の中には、有名な両親、きょうだいのセイント、シカゴ、サーム、祖母のクリス・ジェンナー、叔母のコートニー・カーダシアン、叔父のトラヴィス・バーカーがいた。
このコンサートでは、指揮者のサラ・ヒックス率いるフルオーケストラが、ハンス・ジマーの【アカデミー賞】受賞作を演奏した。また、エルトン・ジョンとティム・ライスによる【アカデミー賞】受賞作「Can You Feel The Love Tonight」「Circle Of Life」「Hakuna Matata」などの人気楽曲も披露された。
ノースは2015年、父カニエの「Only One」のミュージック・ビデオにカメオ出演し、音楽デビューを果たした。その後、イェーとタイ・ダラー・サインとのジョイント・アルバム『ヴァルチャーズ1』に収録されている「Talking/Over Again」のヴァースに参加した。3月にデビュー・アルバム『エレメンタリー・スクール・ドロップアウト』を予告したが、現時点でリリース日はまだ発表されていない。