2024年6月6日にグランドオープンする東京ディズニーシー(R)8番目の新テーマポート「ファンタジースプリングス」。ディズニー映画『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』、『塔の上のラプンツェル』を題材とした3つのエリアと、1つのディズニーホテル「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」から成り立つとして、オープン前から早くも話題となっている。グランドオープンに先駆け、5月7日にはプレスプレビューを開催。驚きと感動に満ちたパーク内をレポートする。
「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマに掲げる「ファンタジースプリングス」は、至るところにディズニーキャラクターを岩にあしらった「魔法の泉」が設置され、ゲストたちをディズニーファンタジーの世界に誘う。「ファンタジースプリングスホテル」から続く、エントリーウェイにもアリエルなどの魔法の泉が出迎えてくれ、気分が高まる。
「ファンタジースプリングスホテル」からエリアに入ってすぐの左手側にあるのは、映画『アナと雪の女王』をテーマとした「フローズンキングダム」だ。エリアを象徴するように、村の奥にはノースマウンテンとエルサの氷の宮殿が輝いていて、ゲストたちの目を引く。雪の女王であるエルサが雪や氷を操る魔法の力を受け入れ、映画の幕を閉じた後の幸せな世界がそこには広がっていた。
このエリアでは、映画のストーリーをたどるアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」も楽しめる。「生まれてはじめて」や「レット・イット・ゴー~ありのままで~」など映画の名曲が流れる中、ボートが前へ後ろへと進み、ゲストたちはスリルを感じながら同作の世界を存分に体験できる。
また、アレンデール城の中で食事を楽しめるレストラン「アレンデール・ロイヤルバンケット」、映画にも登場するサウナ付きの山小屋の主人オーケンが経営する「オーケンのオーケーフード」もあり、「アレンデールロイヤルセット」(ビーフ/シーフード 各3500円・税込み)などのフードも用意されている。「アレンデールロイヤルセット」は、スーベニア付きセットも販売。ランチョンマット(プラス900円・同)、スプーン&フォーク(プラス1900円・同)の2つのセットが登場するが、いずれもグッズとしてもかなりクオリティーが高く、ファンには必見の一品といえよう。
映画『塔の上のラプンツェル』をテーマとした「ラプンツェルの森」には、ラプンツェルが小さな頃から暮らしていた塔がそびえ、ゲストを映画の世界に誘う。ここでは、ラプンツェルの物語を楽しむことができるアトラクション「ラプンツェルのランタンフェスティバル」でロマンチックな旅を堪能できる。ラプンツェルとフリン・ライダーが歌う「輝く未来」が流れる中、無数のランタンが夜空いっぱいに広がる光景は、息を飲む美しさ。きっと忘れられないひとときとなるだろう。
映画にも登場する荒くれ者たちの酒場をテーマにしたレストラン「スナグリーダックリング」では、「フライドシュリンプバーガー」(セット1490円・同/バーガー単品950円・同)をはじめとしたバーガー類やスイーツが味わえる。「ラプンツェルのマジカルミルクティー」(800円・同/スーベニアタンブラーセット 2200円・同)など、ラプンツェルをイメージしたフードやドリンクが並ぶ。
そして、映画『ピーター・パン』をテーマとした「ピーターパンのネバーランド」では、海賊船を散策したり、隠れ家で食事をしたりしながら、仲間と一緒に海賊に立ち向かう大冒険を体験。
ネバーランドを舞台にしたアトラクション「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」では、ゲストたちがボートに乗り込み、フック船長と海賊からジョンを救出するための壮大な冒険の旅へ出発。ボートが空に舞い上がると、ゲストたちも本当に空を飛んでいるかのような気分を体感できる。
また、アトラクション「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」は、小さくなったゲストたちが荷物の配送車両であるビジーバギーに乗って、ネバーランドの妖精の谷「ピクシー・ホロウ」を巡る。縦横無尽に走り回るビジーバギーを楽しみながら、ティンカーベルの配送の手伝いを行う。
このエリアには、ロストキッズがつくったレストラン「ルックアウト・クックアウト」も。「ロストキッズスナックボックス」(バターカレーチキン/レモンティーチキン 各900円・同)などを販売している。
映画の再現度が高く、その世界観をどっぷりと体験できる新エリア。特におすすめは夜の時間帯だ。ライトアップされた景色がロマンチックで、昼間とはまた違った表情を楽しめる。