作成日:2023年11月27日
「温泉カフェ あがんなっせ」体験レポート!熊本の人気スパ施設を徹底紹介 熊本
「温泉カフェ あがんなっせ」(熊本県熊本市)は、県内でも屈指の人気を誇る温浴施設。「ニフティ温泉 年間ランキング2022」では、熊本県総合第1位を獲得。いつも多くの入浴客で賑わっています。
そこで今回は、ニフティ温泉ライターである筆者が現地訪問。温泉・サウナ・チムジルバン・岩盤浴・併設する食事処を体験し、それらの全貌を徹底紹介します!
そこで今回は、ニフティ温泉ライターである筆者が現地訪問。温泉・サウナ・チムジルバン・岩盤浴・併設する食事処を体験し、それらの全貌を徹底紹介します!
「温泉カフェ あがんなっせ」の入館方法
「温泉カフェ あがんなっせ」は、「菊南温泉ユウベルホテル」に併設されている温泉施設。熊本市郊外の小高い丘の上にあります。熊本市中心部から車で20~30分程度とアクセス良好で、いつも多くの入浴客で賑わっています。
※以下、「あがんなっせ」と略します。
あがんなっせは、2022年12月6日にリニューアルオープンしたばかりの真新しい施設。
まず最初に、入館方法をご紹介しますね!
まず最初に、入館方法をご紹介しますね!
館内では、現金を使用せずにリストバンド付属のIC認証で各種サービスを利用します。最初は、玄関すぐ奥の下足ロッカーに靴を入れて鍵を掛けます。
フロント手前にあるゲートでは、下足ロッカーICをかざして入館。その後、フロントで入館手続きを行います。
料金は入浴のみの利用と全施設利用(入浴+チムジルバン・リラックスルーム・キッズルーム利用可)の2種類あるので、ここでいずれかを選択します。
料金は入浴のみの利用と全施設利用(入浴+チムジルバン・リラックスルーム・キッズルーム利用可)の2種類あるので、ここでいずれかを選択します。
※家族風呂及び貸切バレルサウナは別料金です。
なお、フロント横には無料で利用できる貴重品ロッカーがあるので、貴重品保管はそちらを利用しましょう。
※脱衣室にも、無料の鍵付きロッカーがあります。
無事入館が済んで、早速スパエリアへ行ってみます!
多彩なるスパの全貌を一挙ご紹介!
露天風呂・大浴場
まずは、露天風呂と大浴場に入浴してみました。
※筆者は男性ですので、以下の浴室画像は主に男性浴室です。(女性浴室の画像も一部有り)
※女性浴室も、基本的に造りや設備類は男性浴室とほぼ同様です。
露天風呂は、オリエンタルな雰囲気&和が調和した庭園「アジアンガーデン」を眺めながら入浴できます。
注目は、源泉かけ流しの温泉。ここでは、露天のメイン浴槽とつぼ湯で源泉かけ流しの温泉を堪能できます。
※衛生上の観点で塩素系薬剤を使用、高温の源泉を冷ますために若干の加水をしています。
泉質名は「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」。保温効果に優れる食塩と肌のクレンジング作用がある重曹を含有。癖の無い柔らかなお湯は汗をサッパリと流せ、サウナや岩盤浴との相性も抜群です。
露天風呂エリアの一角には、ととのいスペース(休憩スペース)が設置。温泉やサウナで火照った体を冷まし、リフレッシュできる点が嬉しい限りです。
大浴場は、広々とした空間に沢山の湯船を設置。温泉浴槽・ジェット風呂(寝湯・立湯)・定期的に違った薬湯が楽しめる「替わり湯」・水風呂があります。
温泉浴槽では、木々に囲まれた庭園を窓越しに眺めながら、ゆったりとした気分で入浴を楽しめます。
男女別サウナ
「あがんなっせ」では、サウナは大浴場に併設。ここではロウリュウサウナを楽しめます。
ロウリュウサウナは、加熱したサウナストーンにアロマ水をかけることでマイナスイオンを含んだ水蒸気を発生させ、発汗を促す効果が期待できます。
室温は90~100度程度。その場にいるだけで汗が止まりませんが、サウナーなら見逃せないのが、ロウリュウサービス(ロウリュウ&うちわで熱波を煽るサービス)でしょう。
筆者もチャレンジしましたが、熱波で煽られると段違いに汗が噴き出し、実にパワフルな体験でした!
筆者もチャレンジしましたが、熱波で煽られると段違いに汗が噴き出し、実にパワフルな体験でした!
男性は一日4回・女性は一日3回ロウリュウサービスが実施されるので、公式サイトや電話で開催時間を確認しましょう!
※公式サイトは、本記事巻末にある「施設情報」内にリンクしています。ご興味ある方は是非ご確認ください。
チムジルバン・岩盤浴
「あがんなっせ」の大きな魅力の一つが「チムジルバン」。チムジルバンとは、一言で言えば韓国式の健康ランド。お風呂・食事・仮眠などを伴いながら、比較的長時間滞在するサービスを提供している施設のことです。
「あがんなっせ」では男女混浴利用になるので、最初に男女別の脱衣室で専用着に着替えます。脱衣所から通ずる前室(上写真)で岩盤浴専用タオルを受け取り、チムジルバン岩盤浴へ向かいます。
「あがんなっせ」では、室内中央に設置したモンゴル式「火釜(プルカマ)」を加熱することにより、室内温度を50度前後にキープ。火釜から放射される強力な遠赤外線・マイナスイオン等によって体を芯から温め、ジンワリと汗をかけます。
岩盤浴は効能の異なる5室が設置され、別に女性専用岩盤浴(上写真)もあります。通常のサウナよりも低温なので、サウナが苦手な方にもおすすめです!
チムジルバンで体の芯から暖めた後は、クールダウン室で休息を取りましょう!
貸切バレルサウナ
女性浴室内のバレルサウナ外観
また、別途料金が必要ですが、男女別露天風呂の奥には「貸切バレルサウナ」を設置。休憩スペースや専用の水風呂も設置され、これもサウナ―には見逃せないでしょう。
女性浴室内のバレルサウナ内
最大4名まで同一料金なので、親しい仲間同士で利用するのがおすすめです。
家族風呂
別途料金が必要になりますが、家族風呂も利用可能です。源泉かけ流しで提供されているだけでなく、使用後に毎回換水・清掃を実施。清潔感が気になる方でも安心して利用できるでしょう。
家族風呂は利用目的によって、大きく2種類に分かれています。
「椿」(上写真)という家族風呂は、内湯と露天風呂があるタイプ。親しい友人や家族・カップルなど、人目を気にせずゆったりと温泉を楽しみたい方におすすめです。
一方で「ほほえみ」(上写真)と「ぬくもり」という家族風呂は、露天風呂はありませんがバリアフリー設計になっています。足腰が不安な方・車いす利用の方でも利用しやすく、高齢者連れの方におすすめです。
充実の休憩スペースをフル活用!その過ごし方は?
「あがんなっせ」の大きな魅力の一つが、休憩スペースの充実ぶり。多彩なサービスが利用可能です!
くつろぎエリア
「くつろぎエリア」には、ハンモック・暖炉スペース・バスタブスペース・個室の休憩室・ワークデスク等が設置。小さいお子さん連れから若者やご年配の方まで幅広く利用できます。
また、コーヒー・デトックスウォーターがフリードリンクで利用可能な点にも注目。入浴前後の水分補給は大変重要なので、これは嬉しい配慮です。
また、約2万冊の漫画も常備。入浴後は読書にふけるのも良いでしょう。
リラックスルーム
また「リラックスルーム」では、104席のテレビ付きリクライニングチェアを設置。一部は女性専用席になっているので、女性でも気兼ねなく利用できます。
また、席に座ったまま専用のQRを読み取り、軽食・ドリンクの注文も可能。手入れの行き届いた庭園を眼前に、ゆったりとした時間を過ごせます。
「ととのう」とは、サウナ(岩盤浴)→水風呂(クールダウン)→休憩を正しく繰り返すことで深いリラックス状態を生み出すこと。各自が必要なサービスを受けながら、思い思いの自由な時間を費やすことが、最も良い過ごし方といえるでしょう。
食事処「肥後六花」ランチ実食レポート!
温浴施設でたっぷりリフレッシュした後は、やっぱりお腹を満たしたくなるもの。温浴施設に併設された食事処「肥後六花」へ行ってみました!
メニューは品揃え豊富ですが、人気メニューの「サーモンのレアカツ御膳」を注文しました。トンカツみたいにサーモンに衣を包み、油で揚げたものです。
実際に食してみると、表面はカリッと揚がっているにもかかわらず、中身はレア状態でサーモン本来の旨味を感じるもの。醤油・マヨネーズ・タルタルソースの3種類のタレが用意され、大変美味しく頂けました!
「温泉カフェ あがんなっせ」人気の秘密とは
以上、「温泉カフェ あがんなっせ」を現地体験レポートさせて頂きました。
施設の印象を一言で言えば、設備充実のイマドキ(今時)のスパ施設といったイメージでしょうか。
大規模スパ施設ですが、源泉かけ流し温泉を楽しめるのは貴重な点。また、熱波サービスが受けられるロウリュウサウナ~ジンワリと汗を流せるチムジルバン、とタイプの異なるサウナが揃っている点も万人向けといえるでしょう。
また、休憩スペースが大変充実している点も見逃せません。入浴のみ利用も可能ですが、できれば全施設利用して半日~1日かけてゆっくり過ごし、心身を癒すのがおすすめ。
多様なユーザーニーズを上手く取り入れたバランスの良さに、きっと「温泉カフェ あがんなっせ」の人気の秘密があるのでしょう。
多様なユーザーニーズを上手く取り入れたバランスの良さに、きっと「温泉カフェ あがんなっせ」の人気の秘密があるのでしょう。
関連タグ