ライフイズビューティフル

訪問記/書評/勉強日記(TOEIC930/IELTS6.0/HSK5級/Python)

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

悪意の科学: 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか? | サイモン・マッカーシー=ジョーンズ (著), プレシ南日子 (翻訳) | 2023年書評112

昨今、「分断」「対立」などと称された悪意のある行為が様々行われています。9.11のテロやハマスのテロ行為そしてイスラエルの入植行為からヒラリークリントンへの反投票行為など様々です。 単純に考えると進化の過程で悪意と呼ばれる行為は少なくなっても然…

消える地銀生き残る地銀 | 野崎 浩成 (著) | 2023年書評111

超低金利社会が長らく続き、お金を貸す形態の銀行業にとっては逆風の時代が終わり無く続いているように思います。さらにはそこからテクノロジーの発展により、銀行業に近しい機能が至る所で発生してしまい、元々テック企業でも無い銀行業は自前でシステム開…

ラストエンペラー | ベルナルド・ベルトルッチ (監督), ジョン・ローン (出演), 坂本龍一 (出演) | 2023年映像・映画評#5

戦場のメリークリスマスに引き続き坂本龍一さんが出演されているラストエンペラーを観ました。 ohtanao.hatenablog.com ラストエンペラー<4Kリマスター版> [Blu-ray] ジョン・ローン Amazon ストーリー 中国最後の皇帝として激動の世を過ごした愛新覚羅 溥儀…

戦場のメリークリスマス | デヴィッド・ボウイ (出演), トム・コンティ (出演), 大島渚 (監督, 脚本) | 2023年映像・映画評#4

まだ書評を書けて無いのですが、坂本龍一さんの本を2冊ほど読み度々話題に上がる映画を観てみました。 Amazon Prime Videoを中々活用できていなかったので良い機会になりました。 戦場のメリークリスマス [DVD] デヴィッド・ボウイ Amazon amzn.to ストーリ…

「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法 | 中室牧子 (著), 津川友介 (著) | 2023年書評110

それってあなたの感想ですよね?が流行ってから時間が経ちます。データを見せればどこか納得感が出てくるというのは世の中に蔓延っている気がします。見落としがちな視点に「因果推論」があります。原因と結果の理由を理解するのでは無く単純に相関関係だけ…

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 | ティモシー・テイラー (著), 池上彰 (著), 高橋璃子 (翻訳) | 2023年書評109

人気の授業として選ばれたティモシー・テイラー先生の授業を纏めた本になります。 Youtubeで全然と言っていいほど見られていないのが気になりますが同じ内容を英語で30分ほどの授業形式で学べるので色々な用語を一通り触れるのに良いです。 www.youtube.com …

スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編 | ティモシー・テイラー (著), 池上彰 (著), 高橋璃子 (翻訳) | 2023年書評108

かなり昔に読んだ本を書評のために再読しました。投資を始めたときに経済について全体的にしっておきたいなと思い読んだ本ですが、基本的な事を幅広くというようなイメージでわかりやすさを持って初学者に向けて書いた本という印象です。 各事象に対しての細…

Oren Soffer Explains Why He Filmed A Hollywood Blockbuster on Sony FX3 | ハリウッド映画をFX3で撮影する方法 | 2023 Youtube review #18

最近FX3で手軽に撮影できるようになりました。 今回はハリウッドレベルの製作でもFX3を活用したクリエイターへのインタビューが面白かったので纏めます。 www.youtube.com クリエイター: Oren Soffer www.orensoffer.com 作品: vimeo.com カメラ機材: FX3…

バフェットのマネーマインド――投資の神様はいかにして誕生したか | ロバート・G・ハグストローム (著), 小野 一郎 (翻訳) | 2023年書評107

バークシャー・ハサウェイのマンガーが99歳にて亡くなったというニュースが出ました。文字通りバフェットの右腕としてバークシャー・ハサウェイを支えてきた人物であり、バフェットに大きな影響を与えた人物です。 markets.businessinsider.com バークシャー…

ベトナム建築行脚 | 竹森 紘臣 (著), 大木 宏之 (写真) | 2023年書評106

旅行に行ってから興味もって情報収集してみると旅行前にしっかり調べればと少し後悔しつつ感じます。特に海外や中々行けない土地にせっかく行ったのでもっと良い楽しみ方の引き出しを準備しておけば良かったと思うものの、その行き当たりばったりやちょっと…

建築のハノイ―ベトナムに誕生したパリ | 大田 省一 (著), 増田 彰久 (写真) | 2023年書評105

リー・クアンユーの本において気の毒な歴史として語られたベトナムの建築について纏められていた建築のハノイを読みました。 ohtanao.hatenablog.com これもベトナム旅行を期に興味を持ち読む事になったのですが、ベトナムはフランス植民地であったこともあ…

リー・クアンユー回顧録 上: ザ・シンガポール・ストーリー | リー クアンユー (著), 小牧 利寿 (翻訳) | 2023年書評104

シンガポール旅行前に勉強がてらに読んだリー・クアンユー回顧録下でしたが、今回は上巻の方をやっと読めたので書いていきたいと思います。 ohtanao.hatenablog.com リー・クアンユー回顧録 上: ザ・シンガポール・ストーリー 作者:リー クアンユー 日経BPマ…

脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論 | ジェフ ホーキンス (著), 大田 直子 (翻訳) | 2023年書評103

ビル・ゲイツが2021年の記憶に残る5冊の中に選んび、さらにAIに関するおすすめ本としても取り上げたA Thousand Brains(脳は世界をどう見ているのか:良いタイトル訳ですね!)を読みました。 www.gatesnotes.com soysoftware.sakura.ne.jp www.gatesnotes.…

イスラエル 人類史上最もやっかいな問題 | ダニエル ソカッチ (著), 鬼澤 忍 (翻訳) | 2023年書評102

ウクライナ戦争があり、気がつけばガザ地区近辺でイスラエルとハマスとの戦闘がありいつの間にか戦争がどこかで置きているということが日常になりつつあります。毎日なんとなく聞くニュースの中で、旅行したことがイスラエルという国でなぜ戦闘が置きている…

人はどう死ぬのか | 久坂部 羊 (著) | 2023年書評101

今年は祖母が他界して人の最後について考える時間が長くありました。印象的であったのは祖父が亡くなってからある程度の年数は元気にしていたのですが、体力の衰退とともに早く死にたいなというつぶやきが多くなり、また老人ホームに入ってからはシャイな性…

ベトナムを知れば見えてくる日本の危機 ~「対中警戒感」を共有する新・同盟国~ | 梅田邦夫 (著) | 2023年書評100

今年は読書の時間を意識的につくり100冊読むことができました。本当はより読んでいるのですが書評に書けていないものが多くあり、数十冊多く読んでいるので年末にかけて記していけたらと思います。 さて、今回は旅行をしたこともありベトナムに関する本を読…