兵庫県赤穂市の市民病院で2020年1月、手術中に適切な処置を怠り、患者に重度の障害を負わせたとして書類送検された40歳代の執刀医について、神戸地検姫路支部は近く業務上過失傷害罪で在宅起訴する方針を固めた。複数の関係者への取材でわかった。医師が医療行為で起訴されるのは極めて異例。執刀医は20年1月、同病院で70歳代の女性患者の腰椎の手術時、患部を見やすくするための十分な止血などを怠り、ドリルで腰