高校野球で甲子園に春夏23度出場した近江(滋賀)の多賀章仁監督(65)が来年3月31日付で勇退することが27日、分かった。1989年に同校監督に就任。92年夏に甲子園初出場し、甲子園の最高成績は春夏ともに準優勝。22年春の選抜大会では、山田陽翔(現西武)などを擁して準優勝を果たした。今秋の滋賀大会は準決勝で敗退し、年齢などを理由に退任の意向を固めた。選手の育成力にも定評があり、阪神・植田海や中日・龍空ら数