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ハンバーグは家庭の定番料理で、年齢を問わず人気のメインディッシュです。バランスの取れた食事を心掛けるためには、ハンバーグだけでなく、適切な副菜や汁物を考える必要があります。そこで、栄養士が考えるハンバーグの献立を実際に作って紹介します。
クックパッドで人気のハンバーグレシピはこちら!このレシピの黄金比で作れば失敗せずに簡単に作れるので、基本を抑えたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ハンバーグにはお肉やつなぎとして卵を使っているので、たんぱく質を摂取することができます。そのため、副菜や汁物ではビタミンやミネラルが摂取できる野菜をしっかりととることがバランスを整えるポイントになります。
ハンバーグに使われることが多い合挽肉には油が多く含まれています。食物繊維は油の吸収を穏やかにしてくれるはたらきがあるため、食物繊維を多く含むキノコや海藻を合わせることをおすすめします。
合挽肉の油だけでなく、焼き油やソースにも油が含まれるので、副菜には揚げ物など油が多いメニューは避けましょう。日常の食事であれば、汁物は野菜やキノコをたっぷり入れたスープやお味噌汁がおすすめです。
主菜:デミグラスハンバーグ
副菜:ポテトサラダ、なすのカレーチーズ焼き
汁物:コーンスープ
ご飯物:ドリア
市販のデミグラス缶詰を使うので、味付けはとても簡単で間違いなし!副菜のポテトサラダとなすのカレーチーズ焼きが洋風の味わいで、デミグラスハンバーグやドリアと組み合わせて食べるとおいしいです。ドリアはホワイトソースを別鍋で作る必要がないので、とても簡単に作れました。
洋風でとてもボリュームがある献立ですね。野菜や芋など様々な食材をバランスよくとることができる組み合わせです。また、チーズなどの乳製品でたんぱく質やカルシウムを効率よくしっかりと摂取することができることが特徴です。そのため特に成長期のお子様におすすめの献立です。
主菜:ハンバーグ
副菜:キャベツのサラダ、ミニナポリタン
汁物:クラムチャウダー
ご飯物:白ごはん
フライパンで蒸し焼きにしたハンバーグがやわらかくジューシーで、白ご飯が進む味でした。副菜のキャベツサラダのシャキシャキ食感がよいアクセントになっています。クラムチャウダーはむき身のあさりで手軽にできるレシピで、貝のうまみたっぷりの味わいでした。
こちらもハンバーグ、ナポリタンとボリュームのある献立です。クラムチャウダーとハンバーグのお肉でビタミンやミネラルがきちんと摂取できるので、お子様にもおすすめの献立です。ナポリタンと白ごはんが重なると糖質を摂りすぎてしまうこともあるので、ナポリタンは付け合わせ程度にしておくのがポイントです。
主菜:和風おろしハンバーグ
副菜:豆もやしのナムル、小松菜の塩昆布ナムル
汁物:しめじのお味噌汁
ご飯物:コーンの炊き込みごはん
醤油ベースでほのかに酸味のあるおろしソースがハンバーグと相性バツグン。千切りの大葉はたっぷりかけるとおいしいですよ。副菜のナムル2種は、野菜をゆでてあえるだけで完成するお手軽おかず。ハンバーグと同時進行で作りやすいです。
とてもヘルシーな食材も組み合わせでさっぱりと食べることができますね。ハンバーグなどの油が多いメニューは食物繊維と一緒に食べると、油の吸収を抑えることができると言われています。この献立では野菜のきのこで食物繊維を摂取することができるので、油を気にされる方にもおすすめです。
主菜:トマト煮込みハンバーグ
副菜:粉ふきいも、かぼちゃの塩バター
汁物:ほうれん草のお味噌汁
ご飯物:白ごはん
トマト缶を使った煮込みハンバーグは、バターやケチャップ、ソースなどをブレンドし深みのある味わい。ハンバーグを焼いたフライパンでそのまま煮込むので、洗いものが少なく手軽にできました。かぼちゃの塩バターは、バターの塩気と砂糖の甘さのバランスが絶妙!火が通りやすくなるよう、薄めに切るのがコツです。
かぼちゃ、ほうれん草と緑黄色野菜をしっかりととることができる組み合わせですね。かぼちゃやほうれん草には体を酸化から守ってくれる働きのあるビタミンが含まれています。トマトのリコピンにも同様の働きがあるため、疲れてダメージがある方や栄養をしっかり摂りたい方におすすめの献立です。
主菜:チーズハンバーグ
副菜:きのこのソテー
汁物:ミネストローネ風スープ
主食:パン
チーズハンバーグは難しそうなイメージがありますが、とろけるタイプのスライスチーズを折って入れるだけなので意外に簡単。フライパンで蒸し焼きにして、中までしっかり火を通すのがコツです。野菜たっぷりミネストローネ風スープは、トマト缶を使わずケチャップで味付けるので、とても手軽に作れるスープ。ベーコンから良いダシが出て、味わい深く仕上がります。
チーズハンバーグがボリューミーな分、きのこや野菜メインのスープはヘルシーに仕上がっており、全体的にバランスがとても良い組み合わせです。サラダのような生のメニューではなくソテーやスープとして、火を入れているのでキノコや野菜をたっぷり食べることができるのも嬉しいですね。
主菜:ハンバーグ & ポテトグラタン
副菜:キャロットラベ、ブロッコリーと卵のサラダ
ご飯物:ガーリックバターコーンライス
ポテトグラタンはスライサーを使うと手早く準備ができて、ハンバーグを焼いている間にオーブンで調理できます。キャロットラペとブロッコリーのサラダは先に作っておくと、食べるころに味がなじんでおいしくなりますよ。
とても彩りがよくお祝いなどにぴったりの組み合わせですね。人参、ブロッコリーはいずれも緑黄色野菜なのでビタミンもしっかりと摂取できます。グラタンやバターライスなど、油の多いメニューが重なっているので、日常的なお食事というよりは、特別な日の献立としておすすめです。
主菜:ハンバーグとオムライス
副菜:にんじんのグラッセ、ほうれん草のソテー
汁物:ポトフ
ケチャップライスは炊飯器で作ります。フライパンで炒める必要がないので気軽に作れるレシピです。ポトフは時間がかかるので、最初に作りはじめるとよいでしょう。にんじんのグラッセは作り置きもできるので、前もって作っておいてもOK。冷えるとバターが固まるので、食べる前に軽くあたためてください。
こちらも緑黄色野菜がしっかりととれるメニューです。グラッセやソテー、ポトフなど味付けに工夫をすることで、お子さんが野菜もしっかりと食べてくれそうです。
肉汁たっぷりのハンバーグには、野菜やきのこを使った副菜や汁物を合わせるのが栄養バランスのよい献立のコツです。
ハンバーグは特別感のあるメニューなので、副菜と汁物の選び方次第では、普段の夕食にはもちろん、特別な日にもぴったり。ハンバーグを食べるシチュエーションや、和風、トマト煮込み、チーズ入りなどのハンバーグの種類に合わせて、副菜や汁物のレシピを選びましょう。
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