WordPress5.0より、ブロックエディター(Gutenberg)がエディターの標準になりました。
ただ、ブロックエディター自体は慣れないとかなり使いづらいです。
また、まだまだ正式版として公開されて日も浅いので、ブロックエディターに対応したものも、まだまだ少ないです。
ただし、そういうことも想定してClassic Editorという、エディターを「旧ビジュアルエディター」に戻す方法も提供しています。
上記は、WordPress公式のプラグインであり「2021年12月31日」までサポートされます。
The Classic Editor plugin will be officially supported until December 31, 2021.
参考 Classic Editor Plugin Support Window – Make WordPress Core
上記方法を用いて、旧ビジュアルエディターを利用するのでも全然良いです。
ただ今回は「Classic Editor」プラグインは使わず、テーマ側のコード実装だけで「ブロックエディターを使用せず旧ビジュアルエディターを使う方法」の紹介です。
目次
ブロックエディターを旧エディターに戻すコード
コード自体は非常に簡単です。
以下の2行をテーマ(子テーマ)のfunctions.phpに追記する形で貼り付ければOKです。
add_filter('gutenberg_can_edit_post_type', '__return_false');//Gutenbergプラグイン用 add_filter('use_block_editor_for_post', '__return_false');//WordPressブロックエディター用
1行目は、Gutenbergプラグイン用。
2行目は、正式に採用されたブロックエディター用です。
参考にしたページはこちら。
参考 How to Disable Gutenberg: Complete Guide | Digging Into WordPress
動作確認
コードをfunctions.phpに記入することで、以下のようなブロックエディター表示が
以下のように旧ビジュアルエディター表示に変わります。
まとめ
冒頭でも書いたように、「旧ビジュアルエディターを利用する」というのは、2021年年末までの一時的な処置です。
今後メインは、ブロックエディターになっていくことは確実です。
なので、ブロックエディター用の機能が出揃ってきたら、「今回のカスタマイズは解除してブロックエディターを利用するようにして慣れておく」というのも重要かと思います。